小学生24.3%・中学生54.2%が「塾に通っている」 まなびに関する実態調査

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インタースペースは、運営する『ママスタまなび』にてまなびに関する実態調査第4弾「小学生・中学生の塾通い」に関する実態調査を公開した。

現在小学生の24.3%が学習・進学塾に通っている。また、中学生は54.2%が学習・進学塾に通っている。

小・中学生がいる保護者に「現在お子さんは学習塾・進学塾(自習型学習塾や通信教育・家庭教師などは除く)に通っていますか?」と質問したところ、小学生は24.3%、中学生は54.2%が塾に通っている、という結果になった。

小学生は「集団指導塾」「個別指導塾」に通っている割合がほぼ同等で、中学生は「個別指導塾」に通っている割合が多い。

子供が通っている塾の形態を質問すると、小学生の場合は個別指導塾(45.2%)と集団指導塾(49.2%)に通っている割合はほぼ同等の結果になった。また、中学生の場合は個別指導塾へ通っているのは53.0%、集団指導塾に通っているのは41.1%という結果になり、中学校へ進学すると個別指導塾へ通う子供の割合が増えることがわかったとしている。

塾に通い始めたきっかけは、小学生の場合は「受験のため(32.2%)」、中学生の場合は「成績が不安なため(52.4%)」が最も多い回答に

子供が塾に通い始めたきっかけを質問したところ、小学生の場合は「受験のため」という回答が最も多いことがわかった。この結果から、小学生は中学受験を目的に通塾している子供が多いとしている。

一方で中学生の場合は「成績が不安なため」が回答の半数を超えており、学習面に不安を感じたタイミングで塾に通いだした子供が多いことがわかった。

子供が塾に通う頻度は小・中学生ともに「週に2回通う」が最も多い

現在、子供は週に何日塾に通っていますか?という質問に対しては、小・中学生ともに週に2回通っているという回答が最も多い結果になった。

塾を選ぶ際に重要視した項目は?という質問に対し、小・中学生の保護者ともに3点を重要視する傾向に

小・中学生の塾を選ぶ際に重要視する点は「子どもと塾の雰囲気が合うか」という塾との相性、また「教室までのアクセスの良さ」という安全性・利便性を考慮して決定している保護者が多いことがわかった。

また「月謝や塾の費用」などの金額面をあげる保護者も多く、さらに塾の評判に関しては小・中学生の保護者ともに「レビューなどのWEBの評判」より「知人の口コミでの評判」を重要視している人が多いことがわかったとのことだ。

子供が通う塾の月謝は小・中学生ともに「10,001〜20,000円」が最も多い結果に

子供の塾の月謝(春期・夏期・冬期講習などの金額は除いた月額の合計)を確認したところ、小・中学生ともに「10,001〜20,000円」という回答がもっとも多いゾーンとなった。

また合わせて過半数を占める割合となるのは、小学生は「〜20,000円以内」ゾーン、中学生の場合は「10,001〜30,000円以内」ゾーンという結果となり、塾にかける費用は大きくなるにつれて高額になる傾向があるとのことだ。

<調査概要>
・調査手法:自社メディア「ママスタ」内でアンケート回答
・調査時期:2021年1月22日~2月8日
・有効回答数:小・中学生のお子さんがいるママ1,037名

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