ヤフーは、2月28日まで、新型コロナウイルス感染症について、改めてユーザーに正しい理解と対策を啓発することを目的に、日本の総人口に対する新型コロナウイルスの累計感染者数の割合と同じ0.3%のユーザーに掲出するバナー広告を配信する取り組みを実施すると発表した。

バナー広告は、「Yahoo! JAPAN」アプリ(iOS版、Android版)、ブラウザ版Yahoo! JAPAN(PC版、スマートフォン版)のトップページの広告枠である「Yahoo! JAPANブランドパネル」に掲出され、クリックされると、Yahoo! JAPANが提供する「新型コロナウイルス感染症まとめ」ページなどが紹介されている特設ページに遷移する。

現在、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県の10都府県に緊急事態宣言が発令されている。

国内の新型コロナウイルスの累計感染者数も40万人を超え、引き続き不要不急の外出を控えるなどの対策が必要となっている。

しかし、「Yahoo!ニュース みんなの意見」によると、90%以上が“コロナ慣れ”を「感じる」または「やや感じる」と回答しているという。

“コロナ慣れ”により危機感が薄れてきている状況下において、「不要不急の外出をしていないか」、「大人数で会食をしていないか」など、新型コロナウイルスについてユーザーが改めて正しく理解し、対策について考えるきっかけを提供することが今回の取り組みの目的とのことだ。

同社は、今後もユーザーに新型コロナウイルス感染症を正しく理解し、対策してもらうためのきっかけを提供するとともに、一日も早い収束に向けて、さまざまな取り組みを実施していくとしている。