南横浜自動車学校、全国初の24時間録画配信方式によるオンライン学科教習を開始 生体認証システムによる本人確認を利用

神奈川県公安委員会指定自動車教習所の南横浜自動車学校は、「24時間」「いつでも」「どこでも」「自分の都合に合わせて」受けられる、24時間録画配信方式によるオンライン学科教習を令和3年2月22日より開始したと発表した。

24時間録画配信方式オンライン学科教習の特徴

すでにライブ方式によるオンライン学科教習を行っている教習所はあるが、「ライブ形式」ではなく「録画配信方式」は全国初となるとのことだ。

録画配信方式なので「24時間」「いつでも」「どこでも」「自分の都合に合わせて」受講することができるため、コロナ禍で出来る限り感染リスクの軽減を図るとともに、三密(密集、密接、密閉)を避けて学科教習を受講することが可能となる。

24時間録画配信方式オンライン学科教習の背景

オンライン24時間録画配信方式学科教習の開始に当たっては、コロナ禍で安心、安全な教習を進めるために民間企業と一体となって取り組み、教習生のコロナ感染リスクの軽減、利便性の向上と負担の軽減を目指した。

教習所が行う学科教習の受講の在り方そのものを画期的に変えるシステムとなっているとのことだ。

24時間録画配信方式オンライン学科教習の詳細

24時間録画配信方式のため、学校・会社等の帰宅後に自宅で受講したり、あるいは、学校・会社等の休憩時間中(昼休み)等、自分の都合に合わせて学科教習を受講できるようになっている。

具体的には、第一種免許の受講しなければならない学科教習は、第一段階では、14の項目を10時限、第二段階では、17の項目を16時限、合計26時限(1時限は50分)を履修しなければならないことになっているが、第二段階の一部の項目(履修項目番号11「危険予測ディスカッション」、履修項目番号12・13・14「応急救護処置Ⅰ、Ⅱ、Ⅱ」、履修項目番号21「自動車の保守管理」)等の実習を除いた21時限の学科教習を受講することができるとのことだ。

受講に際しては教習所で行う学科教習と同様に受講中は、携帯電話を見たり、席を外したりすることはできないとのことだ。

この様な場合は、パソコン等が発する生体認証システムによる本人の確認ができなければ受講途中でも教習は『無効』となり、再度その項目を最初から受講しなければならなくとなるとしている。

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