三菱地所と三菱地所プロパティマネジメントは、2月22日より、ワークスペースのマッチング支援サービス「NINJA SPACE」をプレローンチすると発表した。

同サービスは、働く場所を探すビジネスパーソンに対し、飲食店や会議室、ホテルなどの空いているスペースとのマッチングをはかり、ニーズに応じて柔軟に場所を選択し働ける環境づくりを支援するもの。

本日からのプレローンチ期間では、大手町、丸の内、有楽町エリア(以下、丸の内エリア)を中心としたスペース提供施設と利用する参加者を募集。

早期に1,000席のラインアップを目指し、丸の内エリアのみならず他エリアでの本格展開を図るとのことだ。

コロナ禍でテレワークやウェブ会議の機会が増えるなか、働く場所を業務内容や状況に応じて柔軟に使い分ける動きが加速している。

同サービスでは、ユーザーが希望するスペースのタイプや利用人数、利用時間とマッチする空間をアプリ内で検索・選ぶことができ、施設までの誘導、利用料の決済がアプリ上で完結。

ビジネスパーソンに対する利便性の高いワークスペースの提供と、飲食店・会議室・ホテル等の空きスペースの収益化をサポートし、まち全体が柔軟な働き方を促進させるワークスペースのプラットフォームとして機能するとのことだ。

場所や時間を柔軟に選択するワークスタイルが進み、まちにもコロナ禍における迅速な対応が求められている。

三菱地所は、今後も既存ビジネスとのシナジーが期待される新事業をはじめ、まちづくりに関わるあらゆるサービスの提供を目指していくとのことだ。

「NINJA SPACE」の特徴

仕事場所を探しているユーザーにスペースを紹介し、施設等のスペース提供者とマッチングするモバイルアプリサービス。

同サービスにより、名前の由来でもある「忍者のごとくワークスペースに素早く忍ぶ」ためのプラットフォームを構築。

  • ユーザーはスペースのタイプ(個室or オープン席)、利用人数、利用時間から 検索し、ニーズに合ったスペースの選択が可能。
  • ユーザーは候補から希望スペースを選び(複数選択可)、マッチング後は、スペースの確保・サービス利用料の決済・施設までの誘導がアプリ上で完結。
    ログイン済みであれば最短3ステップでワークスペースを見つけることが可能。
    スペース提供者は、リアルタイムの空き状況から受け入れ判断が可能で、場所利用料やワンオーダーの要否、最低利用金額の設定もスペース提供側で設定。
  • ユーザーのスペース利用料金は0円から(利用料金は施設側で設定、別途飲食代が必要な場合があります)。プレローンチ期間中、スペース提供者側のシステム利用料も無料。

プレローンチ期間について
プレローンチ:2021年2月22日~ 活動状況に応じて以降の計画を策定

<参加施設例(参画施設募集中)>

  • VIRON(ブーランジェリ・パティスリー・ブラッスリー) 東京ビルTOKIA 1階
  • GOODOFFICE有楽町(コワーキングスペース)東京交通会館 6階
  • Marunouchi Happ. Stand&Gallery(カフェ・POPUPスペース)丸の内二丁目ビル 1階
  • 有楽町micro FOOD&IDEA MARKET(カフェバル&生鮮・雑貨)有楽町ビル1階
  • KAITEKI CAFE(カフェ・レストラン)大手町ビル1階

車もNINJA SPACEでワークスペースに

3月8日以降、期間限定でキャンピングカー等を丸の内仲通りに設置し、車をワークスペースとして活用する実験を予定。

今後もNINJA SPACEを通じ、空間の活用可能性について探るべく、様々な取り組みを実施予定であるとのことだ。