ユニクロは、グローバルTシャツデザインコンペティション「UTGP 2020 + MoMA」の受賞デザインを起用したUTコレクションを、2月26日より発売すると発表した。

15年目となる2020年の「UT GRAND PRIX (UTグランプリ)」ではニューヨーク近代美術館(MoMA)の協力のもと、『DRAW YOUR WORLD』をテーマに集まった多彩な応募作品の中から厳選し9作品が決定。

コンペティションでは、MoMAの協力により世界的に著名なアーティストであるローレンス・ウェイナー、ポーラ・シェア、サラ・モリスの3名を審査員に迎えた。

世界のアーティストたちがTシャツをキャンバスにそれぞれの世界を自由に描いたUTGPの原点とも言えるコレクションだという。

ユニクロは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)とのパートナーシップによって、入館料を無料にするプログラム「ユニクロ・フリー・フライデー・ナイト」を開始するなど、隣接したニューヨークコミュニティの一員として従来からアートをより身近に感じ、楽しめる機会を提供し続けてきたとしている。

またMoMAとのパートナーシップにより、「服とアートが出会う場所」をコンセプトに斬新なコラボレーション商品を販売。

その全てはMoMAに常設される作品をインスピレーションにしているとのことだ。

今回のグランプリでは、1940~50年代の世界のコミックから選んだ複数の画像素材の要素を切り離し1枚の絵にまとめるという独自の手法が印象的な作品となったとしている。

また豪華審査員たちのアートワークを使用した作品も登場し、レジェンドたちのアート作品が共存する新しいコレクションに仕上がったという。