イケア・ジャパン、ペトラ・ファーレ氏が取締役社長に就任 8月1日より

イケア・ジャパンは、代表取締役社長 兼 Chief Sustainability Officer(CSO)であるヘレン・フォン・ライス氏が2021年8月1日付けでInter IKEA Group、IKEA of Sweden ABフードビジネスのビジネスエリアマネジャーに就任することを発表した。

同人事異動を受け、後任として現在Inter IKEA Group、IKEA of Sweden ABにてベッドルーム部門のグローバルビジネスエリアマネジャーを務めるペトラ・ファーレ氏が、同日付けでイケア・ジャパン代表取締役社長 兼 Chief Sustainability Officer (CSO)に就任するという。

2015年よりイケア・ジャパンの代表取締役社長を務めるヘレン氏は、2019年からイケア・ジャパンのChief Sustainability Officerを兼任している。

2017年、イケア・ジャパンは『Forbes JAPAN WOMEN AWARD』の最優秀賞を受賞。

また、ヘレン氏は、カナダとシンガポールで開催されたWomen’s Forum 2018、2020年のGEA(地球環境行動会議)国際会議など、国内外のさまざまなフォーラムに講演者として参加。国連大学サステナビリティ高等研究所の評議員でもあるという。

ヘレン・フォン・ライス氏は次のようにコメントをしている。

「日本で素晴らしい5年間を過ごし、私は次のステップに進む時が来ました。イケア・ジャパンのオムニチャネル変革、愛知県長久手市への出店、新しいシティショップ業態の都心部への進出は、日本のイケアの素晴らしい未来を見据えた流れです。

また今日、私たちはリーダーの男女比50:50の達成に近く、そして、ホームファニッシングカンパニーとして、これまで日本の多くの皆さまの暮らしに寄り添いながら、サステナビリティの重要性を発信できたことも非常に嬉しく思います。

3,600人のコワーカーと、彼らがより快適な毎日をより多くの日本の方々に届けるために日々努めていることが、成功の基盤ですが、素晴らしいパートナーの皆さまとの建設的な対話のおかげで、未来に向けて前進することができました。私たちの未来への旅路を共に歩んでいただきありがとうございました。」

ヘレン氏の後任として、現在Inter IKEA Group、IKEA of Sweden ABのベッドルーム部門のグローバルビジネスエリアマネジャーであるペトラ・ファーレ氏が選任された。

ペトラはイケアでさまざまな役職を通じて実績を積んできた。2000年にセールスコワーカーとしてイケア・スウェーデンに入社し、アクティングカントリーセールスマネジャーを務めた後、IKEA Services Group Retailのセールスディベロップメントマネジャー、イケア・ポーランドの副社長などを歴任。

その後、現職であるベッドルーム部門のグローバルビジネスエリアマネジャーに就任し、世界中のイケアで販売されている商品展開に関わるコミュニケーションや購買を含む、ビジネス戦略の立案、製品開発や商品オファーなどの責任者として活躍しているとのことだ。

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