eスポーツチーム「Crest Gaming」 東京メトロ/ゲシピと提携 eスポーツのオンライン指導を開始

教育事業を手掛けるヒューマンアカデミーが運営するeスポーツチーム「Crest Gaming」は、東京地下鉄(以下、東京メトロ)とゲシピと提携し、オンライン上でのeスポーツ指導を開始すると発表した。

東京メトロとゲシピは、国際都市東京から新たなeスポーツカルチャーを発信すべく、東京メトロ沿線でのeスポーツジム事業の本格的な事業化に向けて、2020年10月に業務提携したという。

今回、そのeスポーツジム事業のオンラインサービスを一足先に体験してもらうために、オンライン上でのeスポーツ指導を実施するという。

Crest Gamingは、このオンライン上でのeスポーツ指導に携わるという。

社会人リーグや学校の部活動チームなど計6チーム(うち4チーム担当)を募集し、2021年3月5日から4月4日までの期間、オンライン上での指導を行うという。

4月には、オンライン指導に参加した6チームによる大会も実施を予定しているという。

【eスポーツ指導(イメージ)】※Crest Gamingコースの場合

【実施内容】
(1)指導コーチ
 Crest Gaming DWFN
(2)コーチング内容
各チームに対して、2時間/回×3回(計6時間)の指導を実施するという。

参加チーム同士での対戦と対戦内容に関するコーチからの指導を繰り返しながら、eスポーツスキルや戦術の向上を目指すという。

ヒューマンアカデミーは今後も、世界で活躍するための選手育成を軸としてCrest Gamingの運営を進めていくとのことだ。

また2021年4月下旬に開業予定のeスポーツジム店舗について、Crest Gamingは東京メトロ、ゲシピとともに「デジタル」を活用したeスポーツジム事業を通して、新たな体験や、地域や人とのつながり、文化の創出を目指し、新たな価値の提供に挑戦していくとのことだ。

教育部門のe-Sportsカレッジにおいては、プロチームを持つことによる選手からの実践指導はもちろん、授業カリキュラムの監修や作成、卒業後の学生へのチーム加入機会の提供など、さまざまな展開を想定することで、eスポーツ業界の健全な発展への貢献と、業界で活躍する人材の輩出を目指していくとのことだ。

さらに、ヒューマングループのシナジーを活かし、児童教育事業や介護事業、海外事業とも連携した取り組みを行い、積極的にeスポーツ関連事業を強化していくとのことだ。

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