小田急百貨店は、環境負荷の低減に向け、2021年3月1日から同社オリジナルの全手提げ袋を有料化すると発表した。
これまで同社では、2020年7月1日から「容器包装リサイクル法」の省令改正を受けて、食料品売場や催物場食料品催事で提供しているオリジナルレジ袋と食料品用紙製手提げ袋を有料化するとともに、順次、環境に配慮した包装資材に切り替えてきたという。
今回同社オリジナルの全手提げ袋を有料化するとともに、現手提げ袋の種類を8割に集約することで、更なる買い物袋の使用量削減に取り組み、マイバッグ利用の促進とあわせて、環境保全活動の推進に繋げていくとのことだ。
【同社製手提げ袋有料化について】
開始日:2021年3月1日
対象店舗:
新宿店、町田店、小田急百貨店ふじさわ、小田急百貨店あつぎの各売場
対象手提げ袋:
同社オリジナル紙製手提げ袋(ミニ・小・大・特大)
同社オリジナル雨の日用プラスチック製手提げ袋(大・特大)
販売価格:
紙製 ミニ・小・大 各1枚10円(税込)、特大以上 1枚20円(税込)
プラスチック製 大1枚10円(税込)、特大1枚20円(税込)
素材:
紙製 FSCⓇ森林認証の認証基準に基づき適切に調達された紙を使用
プラスチック製 バイオマスプラスチック30%配合
同社オリジナルの全手提げ袋の有料化にあわせ、新宿店では「自分のためではなく“大切な誰かのために”環境にやさしいモノを選ぶ」をテーマに、店頭で取り扱いのある環境に配慮した商品を、「リサイクル」「リデュース」「オーガニック」に分類し、HPや店頭で紹介。
ユーザーとともに環境に配慮した暮らしを推進していくとしている。
また、昨年7月の「容器包装リサイクル法」の省令改正に伴い、同社では今年2月までに販売した有料袋売上高の一部を自治体や環境保全団体へ寄付。
今年3月以降も、継続的に環境保全活動をサポートしていくとのことだ。
<対象となる同社オリジナル手提げ袋(画像は一例)>
- 紙製手提げ袋(白地)ミニ・小・大・特大・ジャンボ
- 紙製手提げ袋(ピンク地)小・大
- 雨の日用プラスチック製手提げ袋 大・特大
- かぶきあげTOKYO用紙製手提げ袋
- かぶきあげTOKYO用プラスチック製手提げ袋
- ワイン用紙製手提げ袋