駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippaは、2月17日より医療従事者への接種が開始すると言われている新型コロナウイルスワクチン接種について、akippaを利用しているユーザーにアンケートを実施し、その結果を発表した。
【調査結果まとめ】
1. ワクチン接種が可能になったら接種を希望しますか?(単一回答)
- 80%以上が新型コロナウイルスのワクチン接種を希望する結果に
- 一方で「絶対に接種しない」という回答が3.9%
2. ワクチン接種に際して感じている不安や困りごとを教えてください。(複数回答)
- 「ワクチンの副作用」「ワクチンの安全性」などワクチンそのものに関する不安が70%以上
- 「不安や困りごとは特にない」は7.0%
3. ご自身がワクチン接種に行く際の移動手段は何を予定していますか?(複数回答)
- 半数以上となる55.6%が「自家用車」を利用すると回答。全都道府県において最も多く選ばれる結果に
【調査結果詳細】
1.ワクチン接種が可能になったら接種を希望しますか?(単一回答)
ワクチンの接種意向について質問をしたところ、半数以上となる53.8%が「しばらく様子を見てから接種したい」と回答する結果となった。
次いで多かったのは「すぐに接種したい」(28.0%)で、接種を希望する数は80%を超える結果に。一方で「絶対に接種しない」と回答する人も3.9%いたとのことだ。
2. ワクチン接種に際して感じている不安や困りごとを教えてください。(複数回答)
続いて、「ワクチン接種に際して感じている不安や困りごと」について質問したところ「ワクチンの副作用」(82.2%)「ワクチンの安全性」(71.4%)と、ワクチンそのものに関する不安が最も多い結果に。
一方で「不安や困りごとは特にない」と回答する人は7.0%と全体の1割に満たず、ほとんどの人が何かしら不安を抱えていることがわかる。
また「その他」と回答した人の中には「効果の持続性」「数年後の身体への影響」などの回答があり、長期的視点での不安がある人もいることがわかった。
3. ご自身がワクチン接種に行く際の移動手段は何を予定していますか?(複数回答)
最後に、ご自身がワクチン接種に行く際の移動手段について質問したところ、半数以上の55.6%が「自家用車」と回答。
次いで「徒歩」(11.9%)、「電車」(9.4%)、「自転車」(7.8%)となり、不特定多数の人との密を回避して接種に行きたい意向がわかる結果となった。
さらに、大都市圏を中心に都道府県別に見てみると、東京都・神奈川県・大阪府・兵庫県では全国平均に比べ「電車」「バス」といった公共交通機関を利用する割合が高い結果に。
一方、千葉県・愛知県・福岡県は自家用車の割合が高く、特に愛知県では73.5%が「自家用車」を利用すると回答している。
さらに、全47都道府県において「自家用車」が最も多く選ばれる結果となった。
2問目の質問で、「接種会場に駐車場がない」ことを不安視する割合は2.7%と高くない結果となったが、多くの人が自家用車で会場に向かうことになった場合には、接種会場付近の駐車場が混雑することが予想されるとしている。
同社は、自治体ごとにルールは異なるが、ワクチン接種に自家用車で行く際には、駐車場を予約して行く、少し離れた駐車場に停める等会場周辺の混雑回避を心がけるよう呼び掛けている。
【調査概要】
調査主体:akippa
調査方法:メール配信
エリア:全国
対象:akippaユーザー 10代〜70代
有効回答数:2,371
男女比:男性 1,260人/女性 1,090人/その他 3人/回答しない 18人
調査期間:2021年2月12日〜15日