NEWVERYは、高い生産性でバリバリ働ける場と、リゾートのようにとことんリラックスできる住まいの場の両軸を掛け合わせ、クリエイティブ中心に知的生産に取り組む”逆ワーケーション空間”「Granphium House 駒沢」(女性専用)を2021年2月15日にオープンすると発表した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で住まいや働き方のあり方が大きく転換した。リモートワークが急速に定着しつつある今、職場=オン、家=オフと分けることはできず、仕事と休みのオンオフの切り換えは高速化している。
オンとなれば家でも即座に仕事力を発揮し、モードをオフにした後は速やかに心身を休める環境が必要となっている。こうした状況を踏まえ、「住」と「働」の新しいカタチとして「Granphium House 駒沢」を提案するという。
「ワーケーション」には、(a)遠くの観光リゾートで、(b)一時的に、(c)その方が単独で使うイメージがある。
しかし、「ワーク」の面で、既存の施設では長時間の作業を想定していないケースも見られるという。
また「リラックス」の面では、都心のラグジュアリーホテルが人気を集めているように、遠くの観光地でなければ体験できないものではないという。
NEWVERYでは、(A)高い生産性を実現する在宅型ビジネスワークプレイスと、都市型リラクゼーションスタイルを高いレベルで融合させ、(B)継続的な居住生活の中から、(C)居住者全体が一つのコミュニティとして知的生産活動に取り組む「逆ワーケーション」を提供するという。
サービス(ソフト面)の特徴は以下の通り。
「Graphium House 駒沢」は、「ワーク」と「リラックス」の両軸を重視した住まいです。その両軸においては、ハード面とソフト面の両方を活用する。
ソフト面においては、NEWVERYが蓄積した若手クリエイティブ人材育成のノウハウを活用し、コミュニティ形成を支援するオンラインサービスの提供や、クリエイティブキャリア形成を目的とするイベントを継続的に実施。
Graphium Houseで開催されたショートフィルム制作ワークショップの様子
また、プロマンガ家を120名以上輩出したトキワ荘プロジェクト(NEWVERY運営)と連携し、「知の生産工場」としての取り組みをスタート。
具体的には、NEWVERYが企業から受注したクリエイティブ制作業務について、居住者が参加する取り組みを計画している。
「Graphium House」は、部屋へのアクセスの核としてリビングルームを置き、コミュニティを通じて人としての価値を広げていくプロジェクト。
ハウス外での対面交流が難しくても、ハウス内で他のクリエイターと関わりの中から、多面的に成長できるよう企画・設計されている。
「Graphium House 駒沢」は、これらの「Graphium House」の思想・機能をより強化した住まい。
「生産性を高めるワークプレイス」
全居室にオフィスワークに適した電動スタンディングデスクと、長時間の座り作業にも耐えるオールメッシュの高機能チェアを標準装備。
デスクは、デュアルモニターに対応する十分な広さ(幅120㎝、奥行き60cm)を確保。デスク上にはワイヤレス充電機能付きのワークランプも設置している。
加えて、標準設備として食洗機、ドラム式洗濯乾燥機などの家事の手間が省ける家電を揃えています。そして全室のベッドに、睡眠時の姿勢を適切に保ち、体圧分散性・通気性に優れた国産ポケットコイルマットレスを導入。家事にかける時間を省き、睡眠を充実させることで生産性を高め、「ワーク」を充実させる住まいとなっている。
「都市型リラクゼーションスタイル」
インテリアコーディネートに15年以上携わるプロが監修し、海外の都市型リゾートホテルのような遊び心に満ちた「逆ワーケーション」にふさわしい空間をイメージしている。
プライベートルームは、異国風の雰囲気を味わうボヘミアン×ソーホースタイルと明るい雰囲気の北欧調が融合した北欧×和モダンスタイルの2パターンを用意。あたかもホテルに住んでいるかのようなリラックス感とクリエイティブマインドへの刺激の両方が得られる空間となっている。
また、近隣の「駒沢オリンピック公園」は徒歩すぐの距離にあり、部屋の外へと足を踏み出せばアクティブな時間を満喫できる環境になっているとのことだ。