JR東日本は、2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震により、東北新幹線は那須塩原~盛岡間で運転を見合わせていると発表した。

現在、被災状況の確認を進めているが、新白河~古川間にて土木構造物の損傷や電柱が折損・傾斜するなど、新幹線設備に大きな被害が確認され、東北新幹線の全線運転再開までには概ね10日前後、要する見込みであるという。

なお、一部区間の運転再開を含め、早期復旧に努めていくとし、今後の運転計画や復旧見込みについては改めて発表するとのことだ。

主な被災状況については以下。

①電化柱折損
②スラブ軌道突起部損傷
③駅構内漏水
④高架橋サイドブロック損傷
⑤高架橋柱損傷

また、余震や新たな被害の発生、復旧作業の状況により、全線運転再開の時期が前後する場合もあるとしている。

なお、JR東日本管内の在来線は、15日から全線区で運転を再開。