湖池屋は、板橋区、東京家政大学(児童学科尾崎研究室)と連携・協力した限定ラベルの「湖池屋ポテトチップス のり塩」を抽選でプレゼントする取り組みを実施すると発表した(約2,000袋)。
同社は、板橋区が実施する「新しい価値を防災にプラスする」ことを目的とした取り組みである「板橋区防災+(プラス)プロジェクト」に賛同。
同プロジェクトの企画の一つである「いたばしシェイクアウト」(区内一斉地震対応訓練)参加者が日々の暮らしに非常時の備えをとけこませるローリングストックとして活用することを目的に、今回の取り組みを実施するという。
コロナ禍により、防災訓練の実施が難しい中、区民への新しい防災意識啓発を考えていた「板橋区」、また、2002年に地域社会と大学を結ぶ窓口であるヒューマンライフ支援センターを設置した板橋区にキャンパスを置く「東京家政大学」、そして1962年の「湖池屋ポテトチップス のり塩」発売より約60年の歴史を重ね、板橋区に本社を構える老舗ポテトチップスメーカーとして“食”を通じた地域貢献を展開したいと考えていた「湖池屋」の3者の思いを重ねたとのことだ。
そして、3者が連携・協力した限定ラベルの「湖池屋ポテトチップス のり塩」を防災スナック(ローリングストック)として「いたばしシェイクアウト」(区内一斉地震対応訓練)参加者に抽選でプレゼントすることで、地域の防災意識向上につなげる活動を実施することになったという。
ポテトチップスは日常的な菓子ではあるが、賞味期限は6か月。
過去の災害時において、カップラーメンなど保存性のある食品群とともにポテトチップスが購入されることも多く、また、コロナ禍において「癒やし」・「ストレス解消」等の欲求を満たせるものとしてポテトチップスの購入が増加していることから、湖池屋は、災害時において“ほっとする時間”を提供できる身近な“食”として、ポテトチップスが貢献できるのではないかと考えたとしている。
板橋区が実施する「新しい価値を防災にプラスする」ことを目的とした「板橋区防災+(プラス)プロジェクト」に賛同し、板橋区、東京家政大学と連携・協力することで、ラベルの二次元バーコードをアクセスすると板橋区の防災情報ページや東京家政大学の学生が開設した防災情報がまとめられたインスタグラムにアクセスできるなど、食べておいしく、眺めて学べる防災ポテトチップスになったとのことだ。
同社は、今回の取り組みをきっかけに、日々の暮らしに非常時の備えをとけこませるローリングストックの考えを広げることで地域の防災意識の向上に貢献したいと考えているとしている。