NIKEは、ニューヨークを拠点とする主要なデータ統合プラットフォーム提供のスタートアップ企業であるDatalogueを買収したと発表した。

Datalogueは、AIを活用したデータ統合などのサービスを提供しており、NIKEは、消費者主導のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することが目的とのことだ。

2016年に設立されたDatalogueは、データの準備と統合を自動化する最先端の独自の機械学習テクノロジーを構築。

今回の買収により、Nikeは、自社のデジタルエコシステムの一環としてさまざまな情報源からデータを統合することが可能に

アプリエコシステム、サプライチェーン、エンタープライズデータなど、すべてのソースからのデータを、高速でシームレス、簡単にアクセスできる標準化されたプラットフォームに統合できるようになるとしている。

NIKEのCEOであるJohn Donahoe(ジョン・ドナホー)氏は「当社のCDA戦略は、消費者とのつながりを加速し、消費者により良いサービスを提供することに重点を置いています。デジタル技術の導入へ移行しているフェーズの中、Datalogueを買収することで、生データを変化する能力を強化することになり、実用的なインサイトとしてリアルタイムで社内全体に共有することが可能になります」とコメントしている。