楽天は、電通および電通デジタルと連携し、楽天の新たな広告ソリューションを企画・開発することを発表した。

楽天が、電通および電通デジタルと連携して新たに企画・開発する楽天の広告ソリューションでは、デジタル広告の配信および効果検証の精度向上を目指すという。

同ソリューションでは、電通の持つ総合広告代理店としてのノウハウや広告最適化のためのデータ・アルゴリズム、および電通デジタルの持つデジタルマーケティングの知見を融合させ、楽天グループの蓄積する消費行動分析データを活用する。

まずはベータ版を開発し、電通グループを通じて試験的に広告主企業への販売を行い、様々な企業の声を反映しながら開発を進め、2021年中に本格的な販売を開始する予定とのことだ。

楽天と電通は、2017年7月に楽天データマーケティングを設立するなど、企業のマーケティング活動をともにサポートしてきた。

同ソリューションでは、これまでの協業経験をもとに、楽天の蓄積するデータを活用することで、企業がユーザーを理解し、よりユーザーの関心に沿ったマーケティング活動を実現できるようサポートするという。