SHOWROOM、ビジネスシーンに特化したライブ配信機能「SHOWROOMビジネスパッケージ」を提供開始

SHOWROOMは、仮想ライブ空間「SHOWROOM」のテクノロジーを駆使し、ビジネスシーンに特化した一般企業向けのライブ配信機能「SHOWROOMビジネスパッケージ」を提供開始すると発表した。


同サービスでは、参加者が自身でアバターを作って参加できるほか、会議やセミナー中のリアルタイムでのコメント投稿、ギフティングが可能に。話し手は相手の興味度を探りながらプレゼンすることができ、聞き手は、話し手に感想を投稿するなど、顔が見えない中でもリアルタイムに双方向でコミュニケーションをとることが可能となる。

これまで、社外セミナーや全社向けの朝礼など、不特定多数が参加するオンライン会議においては、相手のリアクションをリアルタイムでつかみ取ることが難しく、話し手だけの一方通行なコミュニケーションになってしまうことが多く見受けられていた。

チャット機能を備えるサービスも多いが、リアルタイムで話し手と聞き手がコミュニケーションをとるものにはなりえていないという。

そういった課題を解消する機能を搭載しているとのことだ。

また、企業オリジナルアバターやオリジナルギフトを作成することが可能に。企業の制服を着用したり、コーポレートカラーをあしらった衣装を着用したり、その企業の社員のみが使用できるアバターを作成・提供することが可能となる。

さらに、企業由来の商品や、ビジョンをモチーフとするオリジナルギフトを設定し、社員へ限定提供できるため、社員の会社へのエンゲージメント向上を図ることが可能に。

オンラインでの社内集会や全体会議での利用に最適だという。同機能は、企業のニーズにあわせて、導入を自由にカスタマイズできるとのことだ。

さらに、URLを知る人のみしか視聴できない「URL限定公開」や、随時発行されるシリアルコードを入力した人のみが参加できる「シリアルコード入力機能」、IP制限による限定公開の機能など、強固なセキュリティを段階的に準備しているという。

そのため、機密情報を扱う全社定例会などでも安心して活用することが可能とのことだ。

新型コロナウイルスの蔓延、そして首都圏においては、3月7日まで緊急事態宣言が延長されたことにより、多くの企業がリモートワークを推奨。

これまでオフラインで実施していたイベント等もやむを得ず、オンラインに切り替えざるを得ない状況にある。

試行錯誤を繰り返し、オンラインにおけるオペレーションに慣れてきた企業が多い一方で、今なお多くの課題が残っている。

その一つが、不特定多数が参加する大規模なオンラインイベントや社内集会の際、参加者や社員のリアクションがつかめず、一方通行なコミュニケーションになってしまうことだという。

SHOWROOMは、長年「SHOWROOM」で積み上げてきたライブ配信のノウハウやテクノロジーを活かすことが、急激なデジタル移行に頭を抱える一般企業の助けになると考え、同サービスの提供に至ったとのことだ。

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