デジタルデータソリューションは、テレワークを推進する都内企業の経営者108名を対象に、テレワーク環境におけるセキュリティに対する意識調査を実施したと発表した。
- 会社が実施するセキュリティ対策、「ウイルス対策ソフトの導入」が86.1%で最多
- テレワーク時利用するサービスツールは、「メール」90.7%、「オンライン会議ツール」67.6%
- テレワークの実施に伴い、セキュリティ対策の「強化」「強化検討」した経営者47.2% 会社員より19.4%低い結果に
- 具体的なセキュリティ対策の強化施策、「ウイルス対策ソフトの導入」が56.9%で最多
- 53.6%がテレワークの推進に伴い、「セキュリティリスクが高まっている」と回答 社員より11.1%低く危機感にズレ
- 53.6%の経営者が、「自社のセキュリティは対策できている」と回答
会社が実施するセキュリティ対策、「ウイルス対策ソフトの導入」が86.1%で最多
「Q1.あなたの会社で、現在行っているセキュリティ対策を全て教えてください。(複数選択)」(n=108)と質問したところ、「ウイルス対策ソフトの導入」が86.1%、「ファイアウォールの設置」、「修正プログラム(パッチ)のインストール」が同率で44.4%という回答になった。
テレワーク時利用するサービスツールは、「メール」90.7%、「オンライン会議ツール」67.6%
「Q2.あなたの会社でテレワークを実施する際に利用しているサービスや、業務の環境について当てはまるものを全て選択してください。(複数選択)」(n=108)と質問したところ、「メール」が90.7%、「オンライン会議ツール」が67.6%、「クラウド上へのデータの保存・共有」が44.4%という回答となった。
テレワークの実施に伴い、セキュリティ対策の「強化」「強化検討」した経営者47.2% 会社員より19.4%低い結果に
「Q3.あなたの会社では、テレワークの実施に伴い、社内ならびに社員のPCのセキュリティ対策強化を実施・検討しましたか。」(n=108)と質問したところ、「対策を強化した」が32.4%、「対策強化を検討している」が14.8%という回答になった。
具体的なセキュリティ対策の強化施策、「ウイルス対策ソフトの導入」が56.9%で最多
Q3で「対策を強化した」「対策強化を検討している」と回答した人に、「Q4.具体的にどのようなセキュリティ対策の強化を実施・検討していますか。(複数選択)」(n=51)と質問したところ、「ウイルス対策ソフトの導入」が56.9%、「セキュリティガイドラインや社内ポリシーの策定」が51.0%、「端末やユーザー単位でのアクセス制限」が49.0%という回答となった。
53.6%がテレワークの推進に伴い、「セキュリティリスクが高まっている」と回答 社員より11.1%低く危機感にズレ
「Q5.あなたは、テレワークの推進により、社員のPCがコンピュータウイルス等のマルウェアに感染したり、社内の情報が漏洩するといった自社のセキュリティリスクが高まっていると思いますか。」(n=108)と質問したところ、「非常に思う」が24.0%、「少し思う」が29.6%という回答になった。
53.6%の経営者が、「自社のセキュリティは対策できている」と回答
「Q6.あなたは、現在自社で導入しているセキュリティ対策が万全であると思いますか。」(n=108)と質問したところ、「非常に思う」が12.9%、「少し思う」が40.7%という回答となった。
<調査概要>
調査概要:テレワーク環境におけるセキュリティに対する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年1月22日〜同年月24日
有効回答:テレワークを推進する都内企業の経営者108名