花王は、2021年2月8日より、小学校1、2年生を対象にした新・衛生習慣化プログラム「みんなで手あらい」を全国の小学校に案内し、申し込み先着5,000校に教材セットを無償で提供すると発表した。
コロナ禍において、小学校低学年の段階で手あらいやマスクをする意味を楽しく学び、衛生習慣を身につけてほしいという想いから同プログラムを用意したとのことだ。
新学期スタート時期の感染予防の習慣化に役立てれるよう、3月下旬に教材を届ける予定としている。
同プログラムは、2009年から花王の社員が小学校に赴いて実施してきた「手洗い講座」を、新しい生活様式の中で、より多くの小学校が主体的に実践できる内容へと発展させたもの。
動画教材、スライド教材、印刷用副教材等を自由に組み合わせて活用できるようになっており、“自分の衛生状態を保つ”ことは、“社会(身近な人たち)の衛生状態を保つ”ことにつながる、といった理解を育むという。
主な内容は以下となっている。
・ウイルス・細菌の性質を知り、手あらいの重要性を理解する
・自分の手のあらい方を振り返り、「上手な手あらい」への興味を喚起する
・手あらい実習を通して自分の手のあらい方を確かめ、「上手な手あらい」の実践に役立てる
・マスク着用の重要性を理解する
募集期間は、2月8日~3月10日とし、限定5,000校につき、先着順でなくなり次第、募集を終了する。
今後も花王は、社会の変化に対応したプログラムの提供を通じて、子どもたちの“生きる力”を育み、“課題を解決する力”を養う次世代育成活動に取り組んでいく方針を示している。