AMPは読者に対し、「国際平和」に関するアンケートを実施した。

現在、国際平和に関しては、様々な問題が提起されている。また、SDGsの目標16にも「平和と公正をすべての人に」というテーマがある。

今回、AMPは、「国際平和」やSDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」に関するアンケートを実施し、その結果を報告する。

Q.最近の国際情勢の変化で気になっていることは以下のうちのどれですか?(複数選択可)

まず、最近の国際情勢について気になっていることを質問。

1位に米大統領選の結果が55.4%、2位に欧米のロックダウン44.7%、3位に東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定が20.8%、4位にアフリカの紛争15.3%という結果となった。

日本において早期解決すべき問題は「経済格差」 約4割が回答

Q.日本において早期に解決すべき人権や格差に関する問題は以下のうちのどれだと考えますか?

また、国内において早期解決するべき問題について聞いたところ、経済格差が4割弱の38.0%で1位に。

続いて、外国人技能実習制度が21.3%、子どものいじめ問題が15.9%、男女格差が15.6%となっている。

半数以上は「特に何もしていない」、定期的な寄付や募金は約2割に留まる

Q.国際平和のためにご自身で行なっていることは何かありますか?(複数選択可)

最後に読者に対し、自身が国際平和のために取り組んでいることを聞いたところ、56.1%が「特に何もしていない」と回答。

行っている取り組みで1番多いことは「定期的な寄付や募金」の23.2%となった。

続いて、「情報発信(12.0%)」、「NPOや団体での活動(7.5%)」、「勤めている会社で定期的な取り組みがある(6.3%)」、「海外でのボランティア活動(4.2%)」、「デモや集会への参加(2.5%)」という結果に。

今回のアンケート調査では、回答者の半数以上は国際平和のために特に行っていることはないという現状がわかった。

現在、ミャンマーにおいてクーデターなども起きており、世界が注目している。今後も、各国の動きに注視していきたい。