三井住友カードとSBI証券、「投信積立サービス」と「Vポイントサービス」を6月に開始

三井住友カードとSBI証券は、2020年7月28日に発表した「新たな資産運用サービス」について、2021年6月30日に以下のサービスの提供を開始すると発表した。

なお、同サービスの提供については、適用される法令等の範囲内で、かつ、法令等に基づき必要とされる手続がある場合には当該手続が完了した上で実施されることが前提となるという。

1.三井住友カードが発行するクレジットカードで投資信託が買える「投信積立サービス」
2.SBI証券での取引状況に応じて、SMBCグループの共通ポイントVポイントが貯まる「Vポイントサービス」

また、6月のサービス開始に先立ち、SBI証券のユーザーを対象に、2021年2月8日から2021年4月30日までを期間として、三井住友カードの新規入会とカード利用でVポイントをプレゼントする共同キャンペーンを実施。

キャンペーンの詳細については、SBI証券WEBサイトに記載しているという。

近年、取引コストの低減、多様な金融サービスの広がりに加え、個人投資家の資産形成に対する意識の高まりを受けて、SBI証券の証券総合口座開設数が急増している。

特に資産形成における長期・積立・分散投資の有効性が広く認知されたことから、SBI証券の「投信積立サービス」は幅広い層の個人投資家に利用されているとのことだ。

今回、投信積立サービスのさらなる利便性向上を目的として、三井住友カードが発行するクレジットカードで投資信託の積立買付を可能とする。

また、両社の金融商品仲介サービスでの提携により、三井住友カードのWEBサイト経由でSBI証券の証券総合口座を開設したユーザーを対象として、国内株式等の買付や投資信託の保有残高等、資産運用でVポイントが貯まる「Vポイントサービス」を提供するという。

サービス提供開始日
2021年6月30日

三井住友カードが発行するクレジットカードで投資信託が買える「投信積立サービス」について

SBI証券の「投信積立サービス」において、5万円/月を上限として、三井住友カードが発行するクレジットカードで決済が可能となり、決済金額の0.5%分のVポイントが付与される。

クレジットカードによる投信積立では、ユーザー自身による証券口座への入金が不要となるという。

また、クレジットカードの決済金額に対しVポイントが付与されるため、現金による投信積立よりお得に積立投資を続けられるとのことだ。

クレジットカードによる投信積立サービス概要

資産運用でポイントが貯まる「Vポイントサービス」について

金融商品仲介サービスにより、三井住友カード経由で口座開設したユーザーには、SBI証券における国内株式等の買付金額や投資信託の保有残高に応じて、Vポイントが付与されるとのことだ。

これにより、毎月のカード利用金額に応じて付与されるVポイントに加え、今後SBI証券での取引状況に応じてVポイントが付与されるようになり、これまで以上にVポイントが貯まりやすくなるという。

なお、今後、三井住友カードVpassアプリ上でのSBI証券総合口座情報の表示、Vポイント1ポイント=1円としてSBI証券の投資信託の買付に利用出来る「Vポイント投資」を順次開始する予定であるとしている。

三井住友カードとSBI証券は、今後も両社のユーザーの一層の利便性向上を図るべく、決済と資産運用をつなぐ金融サービスの実現に向けて検討していくとのことだ。

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