ショーケース、「美大芸大就活ナビ」のサイトリニューアルを支援

企業と顧客をつなぐDXクラウドサービスを展開するショーケースは、クリエイター専門の人材エージェンシーのユウクリが運営する「美大芸大就活ナビ」のリニューアルを目的としたシステム開発に携わり、全国の美大生・芸大生と企業を結ぶダイレクトリクルーティングサービスを2021年2月25日にリリースすると発表した。

美大芸大就活ナビは、全国の美大生・芸大生と美術系学生を採用したい企業が登録するマッチングプラットフォーム。

クリエイティブ職における就職活動をより良いものにすべく、求人情報の公開、就活コンテンツ、オンライン就活イベント開催を行っている。

今回のリニューアルに伴い、より美大生・芸大生自身の志向性にマッチした企業の選考を可能とするサービスを目指しているとのことだ。

厚生労働省が調査する「新規学卒就職者の離職状況」では、大学卒者の約30%が入社から3年目までに離職するといった結果が10年以上続いているという。

昨年までは有効求人倍率が1.6を超えるいわゆる「売り手市場」であったが、現在はコロナ禍による社会の全体的な景気停滞が影響し、実務経験の浅い若手人材の就職・転職活動は難航するのではないかと考えられる。

そのため、美大芸大就活ナビでは「新卒採用」部分の見直しを行い、新卒就職活動におけるミスマッチ採用を防止し、中長期的なキャリア形成の実現を目的に、新しくダイレクトリクルーティングサービスとしてリニューアルすることを決定したとのことだ。

リニューアル後の美大芸大就活ナビの特長は「美大生・芸大生の志向性やキャリア観を詳細に設定できる」点であるという。

ポートフォリオの掲載はもちろんのこと、志向性や得意不得意など自身の性格や考え方を明らかにし、それらを企業が把握した上で美大生・芸大生はアプローチを受けることが可能に。

その結果、入社後のミスマッチを軽減し、中長期的なキャリア形成に寄与することで、クリエイターとしての知識・スキルの蓄積ともに、美大生・芸大生の将来の選択肢を広げようとしているとのことだ。

ショーケースでは、今後も社会の“不”を解消することで、顧客・ユーザー・社会に対して“おもてなし”を提供していくとしている。

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