キヤノンMJ、法人向けESETエンドポイントセキュリティ製品のラインアップを拡充 情報漏洩のリスク対策

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キヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ)は、法人向けエンドポイントセキュリティ製品「ESET Endpoint Protection シリーズ」のWindows用プログラムおよび統合管理システムの新バージョンV8の提供を2021年2月10日より開始するとのことだ。

また、ディスク暗号化の新製品“ESET Full Disk Encryption”の販売を同日より開始。

テレワークの急拡大で高まる情報漏洩リスクに対して、ESET製品群による包括的なエンドポイントセキュリティ対策を提供するとのことだ。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って急速に進んだテレワークは、従業員への情報セキュリティに関する監視や統制が行き届かなくなる状況をもたらしているという。

従業員個人のセキュリティリテラシーに依存するこうした状況は、サイバー攻撃やデバイスの紛失・盗難による情報漏洩リスクを高めるとしている。

2022年に全面施行される改正個人情報保護法など、情報保護の厳格化が進むなか、情報漏洩リスクを低減するには外的脅威とヒューマンエラーの双方に対して管理も含めた包括的な対策が必要であるとのことだ。

今回キヤノンMJでは、「ESET Endpoint Protection シリーズ」におけるWindows用プログラムおよび統合管理システムの新バージョンV8(以下、最新版)の提供を2021年2月10日より開始し、エンドポイントのセキュリティ対策をより一層強化するという。

また同時に、パソコンのディスク全体の暗号化などを行う新製品“ESET Full Disk Encryption”の販売を開始。

ESET製品群の包括的なセキュリティ対策により、更なる安心安全なテレワーク環境を支援するとのことだ。

「ESET Endpoint Protection シリーズ」Windows用プログラムV8

「ESET Endpoint Protection シリーズ」の最新版では、「セキュアーブラウザー」と「WMIスキャナー」、「システムレジストリスキャナー」を新たに搭載。

「セキュアーブラウザー」は、主要なブラウザーをESETの保護下で実行し、ブラウザーを介した情報窃取を防ぐという。昨今オンラインサービスの利用が浸透し、ブラウザーで重要情報を入力する機会が増える中で、Emotetのような情報窃取を行うマルウェアに万が一感染したとしても、パソコンからの情報漏洩リスクを低減することができるとのことだ。

「WMIスキャナー」や「システムレジストリスキャナー」は、WMIデータベースやシステムレジストリに書き込まれたサイバー攻撃の痕跡を検出し、削除。

Windowsの標準機能を悪用する、標的型ランサムウェアのような環境寄生型攻撃が増える中、高度で巧妙なサイバー攻撃がすでに進行中であるという前提に立ちそれに備えることで、情報漏洩等の実害を抑制。

“ESET Full Disk Encryption”は、パソコンのディスク全体の暗号化とプリブート認証を行うという。パソコンなど情報資産の紛失・置き忘れがいまだセキュリティインシデントの多くの割合を占めるなか、万が一紛失・盗難にあった際の情報漏洩を防ぐとのことだ。

また新バージョンとなった、ESET セキュリティ ソフトウェア シリーズの統合管理システムである“ESET PROTECT”から、暗号化状況やプリブート認証のパスワードポリシーなどを管理することが可能。

そのため、マルウェア・ランサムウェア等の外的脅威への対策とあわせた包括的な管理が行え、管理者の運用負荷を低減することが可能であるとしている。

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