博報堂は、クライアント企業のDXによる事業成長およびマーケティング変革をクラウドソリューションの活用で実現させることを目的に、インド大手ITサービス企業Wiproグループのアピリオと戦略的パートナーシップ提携を実施したことを発表した。
また同時に、クラウドソリューションを基盤にクライアント企業と生活者をつなぐブランド体験を創出する「マーケティングプラットフォーム変革」チームを組成したという。
アピリオは、セールスフォース・ドットコムのGlobal Strategic Partnerとして、幅広いクラウドソリューションを活用したバリューチェーンのDX推進や最先端の顧客体験創出に高い評価を有するグローバル・コンサルティング・ファーム。
クライアント企業と生活者の接点となる、従業員の業務の質的向上を通じて、生活者の体験を飛躍的に向上することを企業ミッションに掲げ、これまでグローバルで4,000件以上のSalesforceの導入実績があるという。
今回の提携により、Salesforceをはじめとしたクラウドソリューション基盤で点在するマーケティング施策を一元化し、マーケティング効果の最大化を目指す「マーケティングプラットフォーム変革」チームを組成。
クライアント企業の課題に基づいた事業・マーケティング戦略などの策定から、マーケティングプラットフォーム設計、クラウド導入・連携、各種データ運用と分析、広告/CRM設計・実行に至るまで、世界水準のワンストップサービスが提供可能になるという。
さらに、このチームのコミュニケーションデザイン力によって、企業と生活者をつなぐ効果的なブランド体験を創出するとのことだ。
また、アピリオが強みとするグローバルネットワークや Salesforce Marketing Cloudに関する深い知見を活用し、世界中の成功事例をもって、クライアント企業の海外におけるマーケティング活動を国内外シームレスにサポートするとしている。
今後、アピリオが掲げるクライアント企業の従業員、パートナーにとっての「クラウドソリューションによる快適な業務体験」と、博報堂の「クリエイティビティによる価値創造」を通し、クライアント企業の事業成長およびマーケティング変革を支援する方針を示している。