LINEは、同社が提供する、「LINE」を通じて友だちにギフトを贈ることができるサービス「LINEギフト」において1月29日よりeGift Platformの提供を開始したと発表した。

「LINEギフト」は、「LINE」のトークを通じて友だちとギフトを贈り合うことができるコミュニケーションサービス。

住所を知らなくても直接会えなくても、LINE上で簡単にギフトを贈ることができるため、ちょっとしたお礼を言いたい時やシーズナルイベント、大切なライフイベントなど様々なシーンで利用されているという。

贈れるギフトは手軽なコンビニの商品から本格的なギフト商品まで、シーンに合わせた、もらって嬉しい多様なラインナップを揃えている。

また、コロナ禍において“気軽に会う”ことが難しくなってしまった昨今、「LINEギフト」は、 “会えないけれど気持ちを伝えたい”というユーザーの気持ちを実現するサービスとして支持され、2020年の年間総流通額は前年比250%と急成長。

LINEギフトにおける人気商品が「eギフト」と呼ばれるデジタルギフト券。

eギフトは店舗の商品やサービスをデジタルギフト券として販売・提供することができ、ユーザーはeギフトを発行するブランド・企業の店舗で商品やサービスを受け取ることができるとのことだ。

デジタルギフト券は利用する店舗などの要望に応じて、バーコード、二次元コード、電子スタンプ用チケット、クーポンコードなど、様々な形で表示することができ、有効期限の設定や、利用日時・場所などのトラッキングが可能。

eギフトは商品やサービスをデジタル化して店舗で提供するため、送料などのコストが課題となりオンラインで販売することが難しかった低単価の商品やサービスも提供することができるとしている。

LINEギフト上で一気通貫したeギフトの販売が可能になるeGift Platformの提供を開始

LINEは、急成長するLINEギフトと共に、月間利用者数8,600万人のLINEユーザーへのeギフト普及を加速させることを目的とし、新たにeGift Platformの提供を開始。

これまでLINEギフトでeギフトの販売を行うためには、eギフトの発行・管理システムを自社で構築、もしくは他社のASPなどを導入し、LINEギフトとシステム連携をすることが必要だったという。

LINEのeGift Platformは、LINE上でのeギフトの発行から販売、店舗での消し込み、データ管理までを、LINEギフトで一気通貫して行うことを可能にするとのことだ。

今後もLINEのeGift Platformは、LINEプラットフォームならびにLINEギフトと密接に連携した機能を開発・提供予定。

「オンライン・オフラインのあらゆるものが、LINEでプレゼントできる」ニューノーマルを目指して、コミュニケーションインフラとして多様な活用の可能性を広げていくとしている。

また、同サービスは、今回のリリースを皮切りとし、LINEのeGift Platform導入のオープンな募集に向け、順次リリースを行っていくとのことだ。