日本マイクロソフトは、フィンテック・インシュアテック領域の強化に向けて、新たにパートナー協業プログラム「Microsoft Enterprise Accelerator – Fintech/Insurtech(マイクロソフト エンタープライズ アクセラレーター – フィンテック/インシュアテック)」を開始すると発表した。
日本マイクロソフトは、各社と連携して金融業界のモード2(環境の変化に対応する競争力強化に向けた変革)における提案力の強化を図り、最新テクノロジーを活用したデジタルトランスフォーメーションを推進するという。
同プログラムでは、Azureやブロックチェーンなどのマイクロソフトのテクノロジーと、パートナー企業のBaaSソリューション、データ分析能力や情報管理基盤などを組み合わせることで、金融機関が取り組む新たな収益源確保につながる変革を支援する。
具体的には、オープンAPIによるオープンバンキングやオープンインシュランスなどを通して、自社の金融機能を外部企業に提供し、デジタルでの販売チャネル拡大を図る金融機関のニーズに対応するとのことだ。
日本マイクロソフトは、パートナー企業に対し、Azure上でのソリューション構築に関する技術支援を行い、本プログラムによるデジタルトランスフォーメーション案件の創出を加速するという。
また、ソリューションの認知拡大に向けて、パートナー企業との共同オンラインセミナーなども実施するとのことだ。
現時点で参加が決定しているパートナー企業は以下のとおり。(12社、2021年1月28日現在:社名五十音順)
・インフキュリオン
・SBI R3 Japan
・クラウドキャスト
・クラウドリアルティ
・クレジットエンジン
・justInCaseTechnologies
・ZEROBILLBANK JAPAN
・Backbase Japan
・bitFlyer Blockchain
・Finatext
・マネーツリー
・LayerX