健康増進施設「神戸みなと温泉 蓮」は、2021年2月13日から、AI姿勢分析システム「シセイカルテ」を取り入れリニューアルしたプログラム「ウエルネスウォーキング」を開始すると発表した。
同館では、心と身体の健康を目指す「ウエルネスツーリズム」を研究する「関西国際大学 西村研究室」とタイアップし、神戸港を巡り海洋ミネラルをたっぷりと浴びるウォーキングと、塩化ナトリウム(食塩)、炭酸水素ナトリウム(重曹)を多く含んだ「神戸みなと温泉」に浸かる、海洋療法(タラソテラピー)を活用したタラソテラピーウェルネスウォーキングを2017年9月から開催。
2018年12月には、NPO法人など3団体で構成される「ヘルスツーリズム認証委員会」から京阪神で初めて「ヘルスツーリズム認証」を受けている。
これは、旅の喜びを生み、健康意識を高めるという“お墨付き”。元気に生活できる「健康寿命」への関心が高まる中、同館は2016年6月に京阪神で初めて厚生労働省から温泉利用型健康増進施設の認定を受けており、「ヘルスツーリズム認証」と併せて、地域に人を呼び込む新たな健康商品を育ててきたという。
今回は、東京大学発のスタートアップ企業が開発した、体の歪みを3Dで分析し数値化する姿勢分析システム「シセイカルテ」を取り入れ、IoTやAIを活用したデジタル時代の新たなヘルスケアを提案するとのことだ。