電通、サークル支援を通じて企業が学生にオファーできる「サークルアップ」共同開発

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電通は、全国80大学に支部を持つ就職活動支援団体「エンカレッジ」を運営するRECCOOと共同で、企業が学生とサークル単位で接点を持つダイレクトオファー機能による採用ブランディングサービス「サークルアップ」を開発、1月29日にローンチした。

なお、運営は大学生向けプロモーションを専門に行うユーキャンパスが行うという。

同サービスは2013年にリリースし、全国4,000サークル7万人の学生が登録している、大学サークル向けコミュニティアプリ「サークルアップ」をリニューアルしたもの。

学生向けサービスはそのままに、企業がサークルに所属する大学生に対し、アンケート調査やオンライン面談といったオファーを直接配信できる機能が新たに搭載される予定だという。

学生はオファーを受けることで、サークル活動資金に交換できるポイントを得ることが可能。

同サービスにより通年化・低学年化が課題となる新卒採用において、企業は学生との接点を早期から、採用の母集団となるサークル単位で持つことが可能になり、また、オファーは全てオンラインで行うため、デジタルネイティブと呼ばれるZ世代の学生との交流を、コロナ禍においても活発に行うことが可能になるとのことだ。

同サービスのメリットとして、以下4つを挙げている。

・ 全国4,000サークルの中から、ダッシュボード上で自社の事業と親和性が高いサークルを検索。採用母集団として早期にアプローチ・獲得することができる。
・サークル内の学生間で評価した他己分析データにより、学生の自然体な特長を把握できる。
・オンラインの面談や説明会へ誘引することができる他、調査などの若者マーケティング・プロモーション活用も可能。
・オファーがサークル支援になるため、企業ブランディングに繋がる。

また、サークルを単位とした学生との早期接触を入り口に、「電通若者研究部」によるZ世代の学生インサイトとクリエイティビティーに基づき、採用におけるコミュニケーション設計・学生から「働く場」として見た時の企業ランディングの促進も実施するとしている。

電通は、学生時代の活動と就職がシームレスになることで、学生にとってはサークル活動がそのまま就職活動に、企業にとっては採用活動がそのまま企業ブランディングになる未来を目指し、今後も「採用×クリエイティブ」をテーマに、ソリューション開発・採用ブランディングを強化していく方針を示している。

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