「食べられる魚肉ルアー」老舗かまぼこ屋が開発 1月28日から販売開始

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革新的なかまぼこ製品を開発する三陸フィッシュペーストは、2021年1月28日に、魚も人も食べられる魚肉ルアー「#ぷるかまんシャッド」の発売を開始したことを発表した。

#ぷるかまんシャッドは、老舗かまぼこ屋が食品加工の視点から開発に着手し、魚はもちろん、人もおいしく食べられる全く新しいタイプの釣りエサだという。

新型コロナウイルスが世界に蔓延し、我々のかまぼこ業界のみならず、多くの食品産業は停滞を余儀なくされている中、アウトドア産業がソーシャルディスタンスを確保できる趣味として急成長し、新たに釣りレジャーに興味を持つ人が増えつつあるという。

こうした社会の変化と共に、同社はかまぼこ屋として食べてもらうお客を人類に固執するだけではなく、魚類にまで拡大するため今回の魚肉ルアー開発に至ったとしている。

ぷるかまんシャッドは、老舗カマボコ屋が長い年月の中で培った魚肉などの加工技術を応用して、活きエサと疑似エサの長所を兼ね備えながら、腐らず・匂わず・長期常温保存が可能だという。

疑似エサの代表格であるルアーに並ぶ自由度の高い弾力あるアクションが可能で魚の泳ぐ姿を再現でき、耐久性も高いので、バス釣りなどの醍醐味であるダイナミックなロッドアクションも楽しめるとのことだ。

また、魚が大好きなうまみ成分であるアミノ酸を配合することで、ターゲットとなる魚の嗅覚や味覚を刺激。主成分は魚由来のタンパク質のため、魚が野生環境で普段食べているエサと同じ成分になっている。

さらに近年、問題視されている水中に放置されたルアーが湖や海を汚染したり、魚が誤飲死することを解決。ロストしてもエサとして魚がおいしく食べてくれ、水中に放置されたままでも自然と分解されて後に残らないため、海や魚に優しく共生できる持続可能な環境社会を守るエコロジカルな釣りエサだとしている。

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