マツダ、初の量産EVを発売 カーボンニュートラル実現へCO2削減

マツダは、「MAZDA MX-30 EV MODEL(エムエックス サーティ イーブイ モデル」を、全国のマツダの販売店を通じて、本日発売すると発表した。

「MX-30 EV MODEL」は、2050年時点のカーボンニュートラル実現へのチャレンジに向けて、マツダの「マルチソリューション戦略」にもとづき、LCA評価によるCO2削減とユーザーの使い方を両立するという新しい考え方から企画した、マツダ初の量産電気自動車。

2020年10月に発売したMX-30マイルドハイブリッドモデルのコンセプト「わたしらしく生きる」をもとに、人々の夢を応援し、より豊かな人生を過ごすことを目指して開発したという。

EV専用に基本骨格、ボディを強化したマツダの新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)」と、電動化技術「e-SKYACTIV(イースカイアクティブ)」により、思い通りに操れる走行性能と、様々なシーンで体感できるシームレスで滑らかな挙動を実現したとのことだ。

搭載するバッテリーは、LCA評価によるCO2排出量を抑えること、買い物や通勤など、日常生活でのユーザーの実用的な使用環境に見合った走行距離を考慮し、総電力量35.5kWhとしたという。

マツダの安全思想に基づいた先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を標準装備とし、全機種が「サポカーS・ワイド」に該当。サポカー補助金の対象となっている。

また、より安心してカーライフを過ごせるよう、コネクティッドサービスとスマートフォン専用アプリ「MyMazda」が連携。バッテリーの状態確認や充電し忘れ通知、出発前のエアコン操作などEVだからこその機能を充実させたとしている。

購入方法の選択肢を広げるために、残価設定型クレジット「マツダスカイプラン」を利用でき、3年後の残価率は、従来のエンジン車と同じ、メーカー希望小売価格の55%に設定されている。

多くのユーザーが安心して「MX-30 EV MODEL」を選択肢のひとつとして検討できるよう、新しい購入体験を用意することで、購入をサポートしていくとのことだ。

マツダは、クルマ本来の魅力である「走る歓び」によって、美しい「地球」と心豊かな「人」・「社会」を実現し、人の心を元気にすることにより、人々との間に特別な絆を持ったブランドになることを目指していくとしている。

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