ワークマン既存店632店とWORKMAN Plus269店、新業態の#ワークマン女子1店舗で合計902店を全国に展開するワークマンは2月28日に「アタラシイ TGC」をテーマにオンラインで開催される、国内最大規模のファッションフェスタ『第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING / SUMMER』に初めてパートナーとして参加することを発表した。

2018年9月にWORKMAN Plusの1号店をOPENし、ワークマンの製品はプロの職人だけでなく一般客にも人気が出てきた。

SNSでも多く紹介され、プロの職人が認める機能性と、アウトドアブランドの1/3~1/4程度の低価格が評価されている。

ショッピングモールに出店するWORKMAN Plusでは来店客の5割以上が女性客で、キャンプやスポーツを趣味とする皆様から多くの支持を集めた。

昨年10月には横浜桜木町駅前の商業施設「コレットマーレ」に初の女性向け店舗「#ワークマン女子」をOPEN。

開店初日には3時間待ちの行列ができ、3密回避のため翌日からは整理券を配布し対応。その後4週間も整理券を発行し続けたという。

この好評さを背景に#ワークマン女子は今後2040年をめどに、都心駅近立地や路面店を中心に全国に900店舗出店していく方針とのことだ。

今回、ワークマンが東京ガールズコレクションに参加を決定した背景には、東京ガールズコレクション実行委員会様からの丁寧ご説明と熱心な誘いに加え、ワークマンの若手女性社員からのモーレツなプッシュ(やる気)があったことが要因だという。

ワークマンの製品は女性にも人気が拡大してきたが、年齢層でいうと40代、50代の女性が中心で、20代の女性については全体の1割以下となる。

そうしたことから男性社員からは「まだ早い、来店客層と一致していない」との声があったが、女性社員からは以下の意見があったという。

① インスタ世代の女性やトレンドに敏感な若年層にワークマンの製品をアピールする絶好の機会

② ワークマンの製品を着るとバレたときに少し恥ずかしいという気持ちを払拭したい

③ 女性向けアウトドア系製品だけでなく、女性が着てもカッコいい「ワークウェア」もたくさんある

現在、「#ワークマン女子」の売場演出に携わった女性社員を中心に、どのブランドよりも注目を集めようと目の色を変えてアイデアを出し合い、準備を進めているとのことだ。