アイリスオーヤマ、ソフトバンクGと合弁会社設立 ロボット事業を本格展開

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アイリスオーヤマとソフトバンクロボティクスグループは、合弁会社「アイリスロボティクス」を2月1日に設立することを発表した。

事業内容は、法人向けロボットの販売、ロボットを活用した業務変革コンサルティング、新規サービス・ロボットの新製品開発。

今回設立するアイリスロボティクスは、新商品開発力とメーカーベンダー(製造業と卸業の融合形態)による広範囲の販売ネットワークを通じて様々な業界における知見を持つアイリスオーヤマと、AIロボットOS分野で高い技術を持つソフトバンクロボティクスグループが提携することで、法人向けサービス・ロボット分野での市場創造を目指すという。

また、新型コロナウイルス感染症による雇用や就業に関して生じている様々な課題や若年層の雇用問題などの社会課題に対して「ロボットオペレーター」の創出といった新たな労働市場や雇用機会を創造することで、日本の企業と社会が抱える課題解決に貢献するとのことだ。

法人向けロボットは、自律走行が可能な乾式バキュームクリーナーのAI除菌清掃ロボット「Whiz i アイリスエディション」や、飲食店やホテル・旅館、小売店などで従業員と共に働くことを目的に開発された配膳・運搬ロボット「Servi アイリスエディション」を提供。

また、サービス・ロボットを業務に取り入れる際に必要になる、業務設計コンサルティング・定着化支援のほか、ロボットオペレーターの派遣等、業務のロボット化に伴い必要となるトータルソリューションも提供するという。

今後、各業界のニーズを踏まえて掃除ロボット、配膳ロボットに続く法人向けサービス・ロボットを開発し、グローバルに提供していくとしている。

アイリスオーヤマ 代表取締役社長 大山晃弘氏は「アイリスオーヤマはウィズコロナに対応するため、マスクやAIサーマルカメラなどの感染症対策商品を販売してきました。そのなかで、非接触化の推進を図るため、ソフトバンクロボティクスグループ社と連携し、このたび設立する合弁会社を通じてロボットソリューションを提供してまいります。」とコメント。

ソフトバンクロボティクスグループ 代表取締役社長 兼 CEO冨澤 文秀氏は「この度、強力なパートナーシップをアイリスオーヤマ社と結べたことはロボットソリューションの拡大、浸透にとって非常に大きな前進です。両社の強みを存分に活かし、社会が抱える課題にスピード感を持って応えていきます。」と述べている。

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