サブスクリプションビジネス支援サービスを提供するテモナと企業のデジタルシフトを支援するデジタルシフトは、業務提携を行うと発表した。
経営の安定が見込めるサブスクリプションが注目される中、ECにとどまらずサブスクリプション事業を検討・開始したいという企業ニーズが高まっている。
今回の二社の業務提携により、新たな事業モデルの導入や転換が必要な企業に対し、サブスクリプション事業の導入を積極的に提案し、市場調査、SWOT分析、事業計画立案等の事業戦略コンサルティングからサービスイン後の運用サポートまでを一気通貫で支援していくとのことだ。
2019年度のサブスクリプション(定額)サービス国内市場規模は、6,835億2,900万円である一方で、2024年度のサブスクリプションサービス国内市場規模は、1兆2,117億円と予測されている。
この拡大する市場予測を背景に、事業のサブスクリプション化への需要が高まる一方で、「どこからはじめてよいかわからない」といった企画や戦略立案の段階での疑問の声が多数寄せられているという。
その声に応える為、サブスクリプション特化型のクラウドシステム「サブスクストア」の提供をはじめサブスクリプション事業支援サービスで多数の実績を持つテモナと共に、デジタルシフト社の事業コンサルティングで培った経験を活かし、企業のサブスクリプション事業を導入期から強力にバックアップできる体制を整えたとのことだ。
テモナは、サブスクリプションという言葉が未だ日本に浸透していない黎明期から約10年間、サブスクリプション型ビジネスの運営企業をサポートしてきた実績を持ち、現在、サブスクリプション事業に特化したサービスを提供している。
デジタルシフトは、デジタルホールディングスグループのデジタルシフトにおけるノウハウを集結し、昨年の設立以降、その必要性を認識するものの、何から手をつければよいかがわからないといった企業のサブスクリプション導入を強力に後押ししているという
両社の提携により、サブスク事業を成功させるための戦略立案から、確実に成果を生み出すための実行支援まで、KPI実現を重視したサポートをするとのことだ。
事業コンサルティングとサブスクリプションのインフラ提供企業が提携することで、市場調査から運営設計、実施まで一気通貫したサービス提供が可能になるという。