ミサワホームは、大収納空間「蔵」や2つのワークスペース提案等で、ニューノーマル時代の多様なライフスタイルを快適にする賃貸住宅新商品「Belle Lead SkipHigh 2-worklabo」を、全国(北海道、沖縄県を除く)で販売開始したと発表した。

昨今、感染症への対策をきっかけとした働き方の見直しにより、在宅勤務が普及し住まいにワークススペースを確保する傾向が見られるという。

また、共働き世帯の増加に伴う夫婦そろっての在宅勤務や、子どものリモート授業などにより、住まいに2か所以上のワークスペースを確保したいというニーズが高まっているとのことだ。

今回発売する「2worklabo」では、新しい日常の多様なライフスタイルを快適にする「ワーキング」「レジリエンス」「ヘルシー」の3つのステイを提案。

2つの特徴的なワークスペースや、賃貸住宅に不足しがちな収納力を確保でき備蓄としても使用できる「蔵」のほか、感染症への感染リスクを軽減する様々な工夫やアイテムを盛り込むことで、共働き世帯等のニューノーマルライフを一層快適にする賃貸住宅商品としているとのことだ。

賃貸住宅のニューノーマルライフを快適にする3つの「ステイ」

1.ワーキングステイ夫婦同時の在宅勤務が快適に

2~3帖と程よいサイズのワークスペース2か所を標準仕様とし、共働きの夫婦のそれぞれが独立しながら、快適に在宅勤務が可能となるスペースを確保。

戸建て住宅におけるニューノーマルライフ商品でも展開している「3つのワークスタイルメソッド」の考えをこの商品にも盛り込んでいるという。

「蔵」上部のスキップフロアを活用したワークスペースは、資料作成やWeb会議など、集中して仕事に取り組める「フォーカス」タイプを提案。

LDKや寝室から0.5階上がっているため、仕事とプライベートのON/OFFの切り替え効果に加え、子どもの学習スペースやこもり部屋としての活用も可能であるとのことだ。

また、寝室やリビングとつながり戸外に面したワークスペースは、家事や子どもの勉強を見ながら仕事をする“ながらワーク”に適した「スイッチ」タイプを提案。

1階ならガーデン、2階ならバルコニーに隣接しているため、外に出ればリラックスしながらアイデア出しや頭の整理が可能な「リチャージ」スペースとしての活用もでき、室内干し用のサンルームや趣味を楽しむコーナー、仕事が終わればリビングと一体で居室を広く活用するなど、入居者の暮らしにあわせた多目的な活用も可能であるとしている。

2.レジリエンスステイ賃貸住宅にも備蓄や地震対策で住まいの安心を提供

1階には「蔵」、2階にはロフト収納を設けることで、都市部の賃貸住宅においても充実した収納スペースと快適な居住空間の提案が可能に。

在宅勤務で増えがちな資料や書類の収納用に、また、近年増加傾向にある自然災害に備えた食料や防災グッズの備蓄スペースとして活用できるという。

さらに、南極昭和基地でも採用され、高い耐震性や断熱性が評価されている「木質パネル接着工法」に加え、地震エネルギーを最大約1/2に軽減する制震装置「MGEO」や「ミニ蓄電池」などを追加することで入居者にさらなる安心感を提供するとのことだ。

3.ヘルシーステイ感染症への感染リスクを軽減

玄関から近い位置に洗面所を配置した、ただいま動線では、帰宅後の手洗いの習慣化で感染リスクを低減。また、「宅配ボックス」を追加することで非対面での荷物の受け取りも可能。

そのほか、戸外に面した「スイッチ」タイプのワークスペースを部屋干しスペースとして活用することで、屋外の花粉やPM2.5などの衣類への付着を防止し、衛生的な生活空間を提供するとしている。

1LDK+2Wによる大きすぎない「JUSTサイズ」の間取りが、ニューノーマル時代における入居者の多様なライフスタイルに対応。

在宅勤務等にかかせないインターネット接続については、ミサワホームが賃貸住宅商品向けに展開する、ベルリード・ネットサービスを活用することで、入居者に快適なインターネットライフを提供するとしている。

同社は、今後もニーズに応える設計やアイデアで周囲との差別化を図り、入居者に選ばれ続けることに加え、オーナーの長期安定経営を可能にする賃貸住宅を積極的に展開していくとのことだ。