オンライン住宅ローンサービス「モゲチェック」を運営するMFS(以下、MFS)は、1月25日から、「モゲチェック」に各金融機関の住宅ローン審査に通る確率(融資承認確率)を推定する機能を追加すると発表した。

ユーザーは、自分の融資承認確率を確認してローンを選ぶことで、オンライン上で効率的な住宅ローンの申し込みができるという。

例年2〜3月は住宅購入シーズンとなるが、今年はコロナ禍により、業績に影響を受けやすい業種では金融機関の住宅ローン審査が厳しくなるなどの変化が起きている。

またオンライン上で住宅ローンを選ぶ動きが広がっており、住宅ローンを借りた人の約3人に1人が「住宅ローンを利用する上で役立った情報源」としてインターネットと回答している。

 一方で、オンライン上で住宅ローンを申し込むにあたり、審査に通るかどうかが分からないため、最適なローンを選べないという課題がある。

「モゲチェック」では、過去に取り扱った4,000件以上の住宅ローンの審査結果を分析し、12項目のユーザー情報から金融機関ごとに融資承認確率を推定する計量モデルを開発。

ユーザーは「モゲチェック」に登録することで、どれくらいの確率で金融機関の審査に通るかの推定値を確認し、確率の高い金融機関を選んでローンを申し込むことができるという。

モゲチェックの特徴は以下の通り。

 ① 融資承認確率

年齢、年収、職種、業種などの12項目のユーザー情報を入力すると、融資承認確率付きのランキングを瞬時に表示。

また、融資承認確率は借り入れ希望額や自己資金の金額によって変わるため、住宅購入の予算を検討するシミュレーションとしても利用できる。

②    年齢、地域、自己資金に応じたランキング
住宅ローンは、ユーザーの年齢や自己資金の割合によって申し込めるローン、適用される金利水準および利用できる団体信用生命保険が異なる。

また、地方金融機関の場合は貸し出せる地域が限定されるため、購入予定の物件所在地によっても利用できるローンが異なるという。

「モゲチェック」はこれらの情報を全て考慮して、ユーザーにとって最適なローンを選び出し、ランキング形式で表示するとのことだ。

 ③    特別金利
今回、一部金融機関との提携による「モゲチェック」ユーザー限定の特別金利を実現。「モゲチェック」に登録することで一般には公開されていない特別に優遇された金利のローンを見つけることができるという。