「アイシティecoプロジェクト」 山口県玖珂郡和木町での使い捨てコンタクトレンズ空ケース拠点回収を開始

コンタクトレンズ専門店「コンタクトのアイシティ」を事業展開するHOYAアイケアカンパニーは、2020年12月17日に締結された、山口県玖珂郡和木町との『コンタクトレンズ空ケースの回収に係る協定』に基づいて、2021年2月1日より町内の役場・文化会館・コミュニティセンター・中学校でのコンタクトレンズ空ケースの回収活動を開始すると発表した。

町内のプラスチックごみの削減のみならず、マイクロプラスチックによる海洋生態系への悪影響や、地球温暖化等の深刻な環境問題の解決へ貢献したいという、和木町の環境への高い意識と、さらなる“循環型社会の構築”を目指す「アイシティecoプロジェクト」の目的とが相まって開始されるこの活動は、HOYAアイケアカンパニーが自治体と町単位で取り組む最初の事例となる。

市町村・人口の多さに限らず全国で広がっている環境に配慮した取り組みに、アイケアカンパニーが少しでも貢献できるよう、これからも「アイシティecoプロジェクト」を推進していくとのことだ。

「アイシティecoプロジェクト」は、リサイクルが可能な使い捨てコンタクトレンズの空ケースを対象に、全国のアイシティ店舗に専用ボックスを設置して回収するリサイクル活動。

3つの社会貢献(1.空ケースの再資源化による環境保全、2.障がい者の自立・就労支援、3.日本アイバンク協会への寄付)へとつないでいくことを目的として、2010年より業界初のこの活動をスタートし、今年で活動期間は11年目を迎えた。

活動開始以来、多くの団体様、自治体様、お客様にご賛同とご協力をいただきながら、幅広く回収活動を行っている。

購入店舗やメーカー問わず回収した後はリサイクルメーカーに売却。その収益を公益財団法人日本アイバンク協会に寄付し、視力を再び取り戻したいと願う方々のために役立てている。

しかし、全体からすると回収率は1%未満に過ぎず、年間約5,000トンが未だゴミとして処分されている現状。

その為、今後も、より多くの方々にご協力いただきながら、社会貢献活動の輪を広げていけるよう、取り組んでいくとしている。

【現在の参加団体数】
 企業708社 高等学校882校 中学校441校 ※2020年12月時点

【回収量と寄付金額】
 累計373.95t(コンタクトレンズ空ケース約3億7千万個分) ※2020年12月時点
 累計1035.86t(東京ドーム62個分)の二酸化炭素の削減に貢献 ※2020年12月時点
 累計寄付金額8,840,424円 ※2020年12月時点

以下のとおり協定を締結し、使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収活動を開始するという。

【概要】
1.    協定の名称   『コンタクトレンズ空ケースの回収に係る協定』
2.    協定締結日    2020年12月17日
※なお、新型コロナウイルス感染拡大防止に鑑み、締結式は実施していない。
※回収活動は2021年2月1日より開始。
3.    回収拠点:和木町役場、和木町文化会館、和木町総合コミュニティセンター、和木中学校

4.    役割分担
・和木町
  ⇒事業の周知
  ⇒適正排出の広報

・HOYA株式会社 アイケアカンパニー
  ⇒回収ツールの提供・運用
  ⇒回収費用の負担

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