ジーアイビーは、2021年1月21日に愛知県西尾市と「大規模災害時における災害資機材の提供に関する協定」を締結したと発表した。

具体的な協定の内容は、「ブルースカイランドリードミー寺津店」において、災害が発生した場合や災害訓練時の相互の情報共有を図り円滑な資機材(LPガス発電機、ガス炊飯器、緊急災害時使用煮釜、ガス等)供給に協力するもの。

右:西尾市 中村 健 市長左:株式会社ジーアイビー 代表取締役 鈴木 衛

ジーアイビーでは、普段の生活に役立つコインランドリーが、災害時には緊急の避難場所として活用できる災害対応型のコインランドリーを開発した。

近年、各地で大雨による災害が起き、大規模な停電も起きている。

そういった災害による停電では、電源の確保も難しく、不安の中での生活を復旧までの間、余儀なくされるという。

そんな時に、電源を確保できる場所があるのは被災者に安心を与えることができ、また同時に温かい食べ物を食べることができるのは、身も心も温めることができる。

協定により、西尾市内で大規模災害が起きた場合、ジーアイビーではブルースカイランドリードミー寺津店で携帯電話ポータブル発電機や120人分の炊き出しができる大釜などを提供するという。

これにより、有事の際は緊急避難所として被災者の方への災害支援に努めるとのことだ。

同社は、令和2年10月に災害対応型ランドリーをドミー寺津店に出店。

その出店に伴い、災害対応型ランドリーが災害時に被災者の方が快適に過ごせる施設であることを西尾市に提案したところ、西尾が賛同し、今回の協定につながったとのことだ。

現在、全国124店舗中、14店舗で災害対応型店舗を展開している。

2025年までに500店舗に増やす中、新規店舗はできるだけ災害対応型として出店する方針だという。