ボディスプラウトは、AIを用いた「テレワーク姿勢診断サイト」を1月22日にオープンしたと発表した。
現在、コロナの感染拡大防止策として、テレワークを行う企業が増えている。同社が経営する整骨院・整体院においても、コロナ後に肩・腰のコリや不調を訴えるが増えているという。
その原因は、自宅のダイニングテーブルや床座りといった、デスクワークには適さない環境での長時間の作業、そして通勤がなくなったために、運動不足になってしまっているといった要因が考えられるとのことだ。
今回発表した姿勢分析サイトでは、AI姿勢測定システム「Posen」を用いて、「猫背矯正マイスター」として2万人以上を施術した、姿勢の専門家がテレワーク中の姿勢を分析し、オリジナルの個別アドバイスを提供。
姿勢と精神状態には密接な関係があり、姿勢が悪いと、考え方も後ろ向きになりがち。逆に姿勢が良くなると、考え方が前向きになるという。
精神的安定に影響するホルモン「セロトニン」は、脳と腸から分泌されるが、そのうちの95%は腸で作られている。
テレワーク中になってしまいがちな「前屈み」の姿勢により、内臓が圧迫され、胃腸の働きが弱まって、セロトニンも作られにくくなるとのことだ。
また、セロトニンの分泌量は、深呼吸によっても増えることがわかっているという。前屈みの姿勢になると呼吸が浅くなっているので、肩を開き、胸を張って深い呼吸を意識することが大切とのことだ。
同社は、コロナ禍による自粛ムードなどでストレスを感じる人が多いこんな時だからこそ、少しでも姿勢に意識を向けるきっかけづくりをしたい、という想いでこの「テレワーク姿勢分析サイト」をオープンしたとのことだ。