ジョルダン、宮古島の相乗りタクシーサービスと新たなサブスクの提供を目指したMaaS実証実験開始へ

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ジョルダンは、同社と宮古島市、エクトラ、イイガ 、オリエンタルコンサルタンツ、まるちく、かりゆしタクシーが企画する宮古島でのMaaS実証実験が、国土交通省の「令和2年度日本版 MaaS 推進・支援事業」に採択されたと発表した。

同実験では、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、公共交通の運転手不足が深刻化することへの対応が急がれる状況を踏まえて「宮古島MaaS協議会」を設立し、地域活性化と市民サービスの向上に寄与することを目的に以下のサービスを提供するとしている。

相乗りタクシーの運行

地域住民と観光利用の個別ニーズに的確に対応しうる交通サービスの実現を目指すという。

高齢者等の移動弱者である地域住民にドアツゥドア(door to door)で安価な移動手段を提供するために、タクシー車両を利用し予約可能な相乗りサービスを提供。

また、観光の側面では、今後、アンダーツーリズムを導入し、コロナ後の密を避けた少人数のグループでの穴場的なスポットを含めた周遊行動に対応するとのことだ。

住民向け、島出身者への新たなサブスクリプションサービス

以下のサービスを検討し、提供していくとしている。

一括定額運賃によるサブスクリプションサービス、運賃クーポン、バスと相乗りワゴンサービスを組合せたサブスクリプションサービス、みまもり家族運賃ギフトサービス、家族割、親子割サービス

なお、今年度実証実験概要は以下。

実験期間および運行時間
2021年1月25日~3月15日(予定)午前10時~午後5時まで

支払い方法
・現金支払
・アプリ内カード支払

予約手段
高齢者等がハードル無く利用できるよう以下の3つの予約手段を準備。
・スマホアプリ
・電話予約(0980-74-3939)
・KIOSK端末 ※後日提供予定
なお、乗車予約は乗車予定日の3日前~30分前まで予約可能。

乗車可能エリア
沖縄県宮古島市平良地区の一部(中心部)

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