はてなは、ブシロードメディアが2021年1月22日に公開したWebマンガサイト「コミックブシロードWEB」に同社開発のマンガビューワ「GigaViewer」が採用され、提供を開始したと発表した。
はてなでは、ビューワの導入に加え、サイトデザイン、サービス企画、サイト開発を担当。
また、ビューワに掲載する広告の運用と販売にも取り組み、サービスのマネタイズを支援するとしている。マンガサービスにおける「GigaViewer」の導入は、今回で11社・13例目であるとのことだ。
ブシロードメディアが公開した「コミックブシロードWEB」は、誰でも無料で楽しめるWebマンガサイト。
キャラクターとリアルライブがリンクする、次世代のガールズバンドプロジェクト「BanG Dream!」のコミカライズなど、著名作家による連載に加え、「月刊ブシロード」連載作品も無料で楽しむことができる。
マンガビューワ「GigaViewer」とは、Webマンガサイトやマンガアプリなどのサービスを使って、ユーザーがマンガ作品(電子コミック)を閲覧する際に必要なソフトウェア。
マンガサービスにおける読書体験の質を決定的に左右する核心的な機能であるため、高品質なビューワの重要性が高まっているという。
同社では「はてなブログ」や「はてなブックマーク」などの個人向けWebサービスの提供で培った技術力を活かし、2017年にWebサイトとしての魅力を引き出せるマンガビューワである「GigaViewer」を開発。
ユーザーが快適にマンガ作品を楽しむための各種機能に加え、サービス提供者の運用コストを削減する管理機能、広告によるマネタイズ支援など、機能とサービスの拡充に継続的に取り組んでいるとのことだ。
なお、「GigaViewer」が採用されたWebマンガサービスは以下。
「少年ジャンプ+」「となりのヤングジャンプ」(集英社)/「マガジンポケット」「コミックDAYS」(講談社)/「くらげバンチ」(新潮社)/「コミプレ」(ヒーローズ)/「コミックボーダー」(リイド社)/「コミックガルド」(オーバーラップ)/「ゼノン編集部」(コアミックス)/「MAGCOMI」(マッグガーデン)/「webアクション」(双葉社)/「コミックトレイル」(芳文社)
同社では、今後も、自社サービスで培ってきた技術力とマネタイズを含む運営ノウハウを活用し、企業のサービス開発・運営・収益化を支援していくとしている。