「焼肉の和民」でコロナ99%不活化の「光触媒コーティング」をテスト導入

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ワタミは、特急レーンや配膳ロボットなどで非接触率最大8割を実現し、3分に1回の換気等で、最高レベルのコロナ対応を進めている「焼肉の和民」の新店、調布南口店において、新型コロナウイルスを不活性化する『光触媒コーティング』をモニタリングテスト店舗として、店内全域に実施することを発表した。

光触媒とは、二酸化チタンを主成分としたコーティング剤で、そのコーティング剤を店内の壁面や様々な設備の表面に塗布し、そこに「光」が当たると酸化還元反応がおこり、菌やウイルスを分解することで、空気の浄化やコーティング面の汚染防止効果を発揮する技術。

研究では、光触媒に光照射をすることで、 1 時間で99.7%のウイルス量の減少、2時間で検出限界以下である99.99%以上のウイルス量の減少が確認され、暗所においても4時間で検出限界以下にまで減少させることが明らかにされているという。

今回実施する光触媒コーティングは、一度の施工で10年間効果が持続されることも、アルコールや次亜塩素酸による消毒と比較した特徴となり、店内のすべての壁やテーブル、椅子だけでなく、キッチンを含めよく触れる部分を念入りにコーティングしたとのことだ。

調布南口店での耐久性を確認しながら、今後の他の店舗での導入も検討していく方針を示している。

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