AnyMind Groupは、サニーサイドアップグループ(以下、SSUG社)の子会社であり、クロスボーダーマーケティングを主事業とするENGAWAの株式を100%取得し、完全子会社化することを決議したと発表した。
また今回の子会社化に伴い、ENGAWAの牛山氏が日本支社であるAnyMind Japanの取締役に就任予定となっているとのことだ。
同社グループとSSUG社グループはインフルエンサーマーケティングとクリエイターサポートに特化したAnyUpを共同出資で設立しており、兼ねてより重要なパートナーとして連携をしている。
その繋がりから同社とENGAWAは接点を持ったという。
そして、中華圏や東南アジアなどにおけるインフルエンサーマーケティングや越境ECも含めた物販領域およびENGAWAの持つ英字メディア「Tokyo Weekender」を活用したヨーロッパ・北米・オーストラリアへの情報発信など、幅広く案件ベースで取引を重ねてきたとしている。
そのようなやりとりを行う中で、両社のより良いシナジー創出に向けて可能性を模索する中で、同社展開事業との親和性が非常に高いENGAWAの株式を100%獲得し、今回、子会社化する運びとなったとのことだ。
同社の参画を一つのきっかけとして、今後同社は日本市場におけるインバウンド・アウトバウンド向けマーケティングのトップランナーとしてさらに展開を強化していくとともに、同社の注力事業である、ものづくりやD2C関連ビジネスおよび日本でも主要空港を中心に展開しているDOOH(デジタル屋外広告)事業とのシナジー創出を含めた、経済圏拡大をさらに強く推進していくとしている。
なお、ENGAWAの子会社化によるシナジーは以下。
両社の外国人インフルエンサーネットワーク、テクノロジー・プロダクトの強みを生かしたインバウンドおよびアウトバウンドプロモーション機能の強化
日本全国700社以上のメーカー・生産者とのリレーションおよび支援実績を持つENGAWAと同社の海外ネットワーク・販売・マーケティング機能を活用した日本企業・自治体・製品の海外進出支援
牛山氏の日本支社経営陣参画による日本事業および組織強化
上記の強みを基盤として、D2C支援をはじめとしたものづくり、ECなどの物販、物流機能との掛け合わせによるアップセル・クロスセル