大東建託は、関西(2府3県)の119沿線居住の70,102名を対象に、居住満足度調査としては過去にない大規模な本格調査を実施し、過去最大級の沿線ランキング「いい部屋ネット 街の住みここち沿線ランキング2020<関西版>」として集計し、その結果を発表した。
街の住みここち(沿線)ランキング上位は、神戸・西宮、天六、千里・北摂エリア。
上位50沿線のうち、 5沿線は2019年度調査では回答者数50名未満のため、ランキング対象外だった沿線。
トップの阪急甲陽線と2位の今津線、4位の神戸線はいずれも神戸・西宮エリアで、大阪や神戸へのアクセスが良く、閑静な住宅地の多い沿線となっているという。
3位は大阪市内を走っている地下鉄谷町線、5位には北摂エリアを走る阪急箕面線がランクイン。
また、上位50沿線のうち、2019年度調査では回答者数50名未満のためランキング対象外だった4沿線がランクイン。
鉄道会社別にみると、阪急5沿線がトップ10位内にランクイン。また5沿線のうち3沿線は住みここち(自治体)関西トップの西宮市内の沿線となっており、西宮市の評価が非常に高いことがわかる。
上位沿線のイメージや行政サービス、親しみやすさ、生活利便性などの評価は非常に高い傾向に。
特にイメージや行政サービス、静かさは神戸・西宮エリア(兵庫県)が、親しみやすさや生活利便性は大阪市内の天六エリアや千里・北摂エリア(大阪府)が上位にランクインしており、関西圏では静かさと生活利便性のどちらかを評価する傾向伺える。
ランキングトップ50中27沿線が平均家賃相場6万円台という結果に。27沿線のうち16沿線は大阪府(一部兵庫県の駅をまたぐ2沿線含む)、9沿線は兵庫県、2沿線が京都府からランクイン。
<調査概要>
◇調査方法
マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者
関西(2府3県)119沿線居住の20歳以上の男女、2019年度・2020年度累計70,102名を対象に集計。
[男女比] 男性46.7%:女性53.3%
[未既婚] 未婚35.8%:既婚64.2% [子ども] なし 41.5%:あり 58.5%
[世代比] 20歳代13.6%、30歳代22.8%、40歳代25.5、50歳代21.5%、60歳以上16.6%
◇調査期間
2020年3月17日~4月3日:2020年度調査 (対象回答者数:32,133名)
2019年3月26日~4月8日:2019年度調査 (対象回答者数:37,969名)
◇調査体制
調査企画・設問設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗健(所長)、調査票配布回収 : マクロミル
◇回答方法
住みここち沿線ランキングは現在居住している街(駅)についての「全体としての現在の地域の評価
(大変満足:2 満足:1 どちらでもない:0 不満:-1 大変不満:-2)」の平均値を集計して作成。