食のエモーション・コマース「GOOD EAT CLUB」β版開始 ドコモら3社連携で1億人の利用目指す

goodeat

グッドイートカンパニーは、1月21日より、新しい食の体験価値を提供する“エモーション・コマース”「GOOD EAT CLUB(グッドイートクラブ)」のβ版サービスを開始することを発表した。

グッドイートカンパニー設立後第1弾の事業となる「GOOD EAT CLUB」は、日本各地にある名店の味を再現した商品等を購入できるほか、飲食店、生産者など食業界従事者や、全国にいる食の嗜好が似ている人とのつながりを創出できるなど、オンラインとオフラインが融合した“食のマーケット&ファンクラブ”。

食の美味しさだけではなく、楽しさ・嬉しさ、未来へつないでいきたい味への応援などの感情を価値化するエモーション・コマースを提供するという。

β版の「GOOD EAT CLUB」では、日本中の愛すべき食を自分の体験やストーリーとともに紹介する ”Tabebito(食べ人)” による商品特集記事をもとに、商品の購入が可能。

2021年春に予定している本格ローンチからは、食に対する偏愛などを語りあえるファンコミュニティ機能の「CLUB」や、お気に入りの店舗や生産者を応援する機能など、さまざまなコミュニケーション機能の拡充を進めて行くとのことだ。

また、「GOOD EAT CLUB」で取り扱う商品やコミュニティをリアルの場で体験できる店舗展開や、カフェ・カンパニーが運営するWIRED CAFEや伊右衛門カフェなどの直営店でのメニュー提供等も予定。

グッドイートカンパニーでは、今後も食のオンラインとオフラインの融合を推進し、日本中の食の知恵を活用したビジネスプランの企画開発等、様々な事業の展開をしていく方針を示している。

グッドイートカンパニー代表取締役CEOの楠本修二郎氏は「グッドイートカンパニーは、食関連産業全体のDXと、それによる知財化を積極的に推進することにより、全ての参加者が共存共栄する新しいエコシステムを築くことを目指してスタートしました。グッドイートカンパニー、ドコモ、カフェ・カンパニーの3社が連携し、オンラインとオフラインの融合を促すことで、全国の外食企業、生産者、食関連企業等とともに日本中の食の価値を再発見して未来につなぐコミュニティを創造してまいります。」と述べている。

出資社のNTTドコモ常務執行役員森健一氏は、「今回、衣食住の中心である食領域において、食業界のデジタルトランスフォーメーションを加速させ、新たなライフスタイルを提供するため、グッドイートカンパニーに出資します。これにより、コロナ禍で拡大した食のオンライン需要に応えるとともに、苦境に立たされている外食産業のDXによるビジネスモデルの拡大を支援していきます。」とコメントしている。

モバイルバージョンを終了