ドコモ、富士通提供の「不審者検知ソリューション」を5Gパートナーソリューションとして提供開始

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NTTドコモ(以下、ドコモ)は、富士通が提供する「不審者検知ソリューション」を5Gパートナーソリューションとして2021年1月20日から提供開始すると発表した。

同ソリューションは、人の行動や動作(特有の振動パターンなど)を監視カメラの映像から分析・数値化し、その結果をもとに、不審な行動を起こす可能性のある人物を検知するという。

これにより、重大事故や犯罪の発生を未然に防ぐとのことだ。

また、大きな特長として、人が発する特有の振動パターンに基づいて不審行動を検知するため、不審行動パターンのような教師データを事前に登録する必要がなく、新規利用や更新時の教師データの開発・登録コストが不要となる。

従来の監視カメラや人による警備では、常時監視をしていなければ犯罪行動への即時の対応は難しく、また行為を未然に防ぐにはその予兆を見抜く高度なスキルが必要であり、人手不足が叫ばれる昨今ではますます対応が困難になってきているという。

同ソリューションはそういった課題を、不審行動を事前に検知するシステムによって解決。

また、同ソリューションは、既に導入済みの監視システムのカメラがある場合、そのまま活用することも可能であるとのことだ(一部機種を除く)。

今回、ドコモから同ソリューションを提供するにあたり、5Gと組み合わせた提供も可能に。5Gと組み合わせることで、高精細な映像伝送とそれによる検知精度の向上および安定した無線接続を実現するとしている。

また、利用プランとしては、システムライセンスをユーザーが買い取るプランに加えて、最大2か月間、同ソリューションを安価に試せるトライアルプランも提供。

ドコモは、今後も5Gを通じて、新しい価値の創出や社会課題の解決に貢献し、ユーザーの生活がより便利で、豊かなものになるよう努めていくとのことだ。

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