Y.U-mobileは、同社が提供するMVNOサービス 「y.u mobile」の月額基本料の値下げと、シングルプランの増量を実施すると発表した。
シェアプラン(20GB)は月額基本料を5,990円から3,980円へ、シングルプランは1,690円から1,490円へ値下げし、さらにシングルプランのデータ容量を3GBから5GBへ増量。
2021年3月1日より、y.u mobileを利用中の全てのユーザーへ自動で適用するとのことだ。
また、同時に「10GBチャージ」を2,400円から1,500円に値下げも実施。
昨今、総務省により打ち出されたアクションプランや政府の要請などを受けて、市場環境は目まぐるしく変化しているという。
総務省の調査によりますと、20GB以上のプランを契約しているユーザーは全体の42.8%であるのに対し、実際に20GB以上利用しているユーザーは11.3%で、総務省は過大な料金プランの契約に注意喚起を促しているとのことだ。
また、実際のデータ通信量が5GB以下のユーザーは66%にものぼるという。
こうした背景からy.u mobileでは、移行手続きが必要なプランの新設や一部のユーザーが得になる値引きなどではなく、現在y.u mobileを利用中の全てのユーザーが恩恵を受けられるよう、現行の2つのプランをバージョンアップすることにしたとのことだ。
<シェアプラン>
y.u mobileのシェアプランは単純な中容量プランとしての位置付けではなく、「ギガもエンタメもシェアできる」というコンセプトを掲げている。特長は以下。
特長1:最大4人でギガをシェアできる。2人までなら追加料金なし
シェアプランは、20GBを最大4人で分け合うことができるプラン。ひとりでは20GBも使い切れないという場合でも、2人での利用なら料金そのままに合計3,980円で使えるため、家族での利用にぴったり。
ギガが余ったとしても、y.u mobileのギガは有効期限のない永久不滅ギガなため安心であるとしている。
特長2:さらに、21万本の動画が見放題。家族最大4人で楽しめる
シェアプランにはグループ会社のU-NEXTが提供する「U-NEXT」の月額プラン(月額1,990円)が含まれ、家族最大4人まで、追加料金なしで21万本の映画やドラマ・アニメを楽しむことができる。
すでに「U-NEXT」の月額プランを利用しているユーザーの場合、月額1,990円を追加するだけで毎月20GBを利用することができるとのことだ。
シェアプランは家族で分け合うことでギガを無駄にすることなく、エンタメも楽しめるプランとなっている。小容量のプランを個別に契約するよりも得になるとのことだ。
<シングルプラン>
多くのユーザーから好評のシングルプランは、利用中または検討中のユーザーより、「3GBでは足りない」「1GB300円は安いけど、追加チャージでの課金をためらってしまう」という意見があり、今回の増量に至ったとしている。
特長:3つの「チャージ」でのカスタマイズと、有効期限のない永久不滅ギガで無駄のないプラン
シングルプランは、3つの「チャージ」でカスタマイズが可能なプラン。1GBずつ格安の300円でチャージできるだけでなく、得にチャージしたいユーザーには「10GBチャージ(1,500円)」、都度チャージするのは面倒というユーザーには上限設定が可能な「オートチャージ機能」と組み合わせることで、少容量ユーザーだけではなく幅広いユーザーが便利に使えるプランとなっている。
毎月のギガはもちろん、チャージした分も有効期限のない永久不滅ギガなため、当月に使い切れなかったとしてもお金もギガも無駄にならないとのことだ。
プランのバージョンアップおよび10GBチャージの値下げは、2021年3月1日に実施予定。現在、y.u mobileを利用中のユーザーは、面倒な手続きなどは不要で自動で適用されるという。
y.u mobileは今後もユーザーに寄り添ったサービスの提供を目指していくとのことだ。