三菱地所とクラスター、「バーチャル丸の内」を構築 2月21日に「よしもと有楽町シアター」と共同でリアルとバーチャルの両方で開催

三菱地所とクラスター(以下、クラスター社)は、丸の内をバーチャル上に再現した配信プラットフォーム「バーチャル丸の内」を構築し、クラスター社が提供するアプリケーション「cluster」上で2021年2月21日より公開を開始すると発表した。

公開初日には、オープニングイベントとして「よしもと有楽町シアター」と共同で「バーチャル丸の内フェス」をリアルとバーチャルの両方で開催予定となっており、1月21日11時よりリアル会場用のチケット先行販売を開始するとのことだ。

バーチャルは無料、事前申込不要となっている。

同取り組みは、コロナ禍で実際にまちを訪れることができなくても、丸の内を身近に感じることができる仕組みや空間を作ることで、新しいまちの在り方を提案・検証していくことを企図したもの。

「バーチャル丸の内」では、丸の内ビル1階のイベントスペース「マルキューブ」を再現して映像配信が可能なイベントステージを設置し、イベント・カンファレンス等のライブ配信が可能であるとのことだ。

今後、さらなるデジタル空間の拡大・展開とともに、新しい生活様式の中でも人が集まり、体験を共有できる場所として活用するとしている。

三菱地所は、同取り組みを通じてデジタル空間におけるまちの在り方やリアルなまちとの融合、新たな賑わいの形や出会い、コミュニケーション等が生まれるような新しいまちの在り方を検証し、まちのデジタルトランスフォーメーション(City DX)を推進していくとしている。

なお、クラスター社は、同取り組みを通じて、バーチャルで“集まる”体験を再定義し、全く新しいエンタメと熱狂体験を提供していくとのことだ。

「バーチャル丸の内」は、丸の内をバーチャル上に再現した配信プラットフォーム。

ユーザーは世界中のどこからでもイベントに参加することが可能で、アバターを介してコメント機能のほかエモーション機能によりハートや拍手を送ったり、様々な色のペンライトを振ったりするなど反応や感情を伝えることでイベントをより楽しむことができるという。

オープニングイベント開催概要は以下。

【開催日時】
2021年2月21日13時から19時10分(予定)

【イベント名】
バーチャル丸の内フェス

【プログラム】
紅白に分かれて芸人たちが競い合い、リアル会場の参加者と「バーチャル丸の内」にいるアバターの参加者の投票によって、両チームの勝敗を決定。
・第1部 13:00~15:10 ネタ祭り①、歌うま芸人による歌謡ショー
・第2部 17:00~19:10 ネタ祭り②、ゲーム対決

【主催】
よしもと有楽町シアター

【協力】
三菱地所

【開催方法】
「よしもと有楽町シアター」でのライブを「バーチャル丸の内」上で生配信

【料金】
<「よしもと有楽町シアター」での観覧>
前売1,500円/当日2,000円/通し券2,500円 いずれも税込価格

<「バーチャル丸の内」からの観覧>
無料(事前申込不要)

モバイルバージョンを終了