凸版印刷、「除菌スプレーペポパ」の99.9%コロナ不活化効果を確認

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凸版印刷は業務用消臭・除菌剤「ペポパ」を2017年より販売しており、今回、ミラクス、バイオメディカルサイエンス研究会と共同で「ペポパ 消臭・除菌スプレー」の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を対象とした試験を実施し、短時間で分解することを確認したと発表した。

具体的には、新型コロナウイルスのRNAと「ペポパ 消臭・除菌スプレー」溶液との接触効果を、国立感染症研究所のプロトコルに準拠した遺伝子検査(PCR法およびNested PCR法)を用いて確認したところ、10秒以内にウイルスに特異的なRNA遺伝子のバンドが消えていることを確認したとのことだ。

また、新型コロナウイルスと極めて近い遺伝子情報を持つヒトコロナウイルス(HCoV-229E)によるJIS規格に準拠した効果試験においても、99.9%の不活化効果を確認したという。

同社は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、環境衛生のニーズや、消毒に関する消費者意識は急激に高まりを見せている状況を踏まえ、製品の品質や効果の正確性に関するエビデンスの取得を進めるべく、今回検査を実施したとしている。

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