LINEは、同社が提供するスマートフォン時代のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」の定性調査の新メニューとして、新たにオンラインインタビューの対応を開始したと発表した。

「LINEリサーチ」は、同社が保有する約536万人という国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム。

これまで提供していた定性調査のメニューは、グループインタビュー/デプスインタビュー/会場調査といった対面形式のものであったため、首都圏近郊に在住の人が主な対象となっていたこと、また新型コロナウイルスによる影響から対面でのインタビュー実施が困難な状況から、今回新たにオンラインインタビューの対応を開始するとのことだ。

これにより、コロナ禍においても感染リスクを気にせずに、全国から対象者を募集することができ、より広い範囲でリアルな声を聞く定性調査を行うことが可能となるとしている。

新型コロナウイルスによる影響から、対面形式でのインタビュー実施が困難な状況下で、国内最大級のモニター数を保有する「LINEリサーチ」が提供するオンラインインタビューでは、居住地の制限なく全国から対象者を募集し、より広い範囲でリアルな声を聞く定性調査を行うことが可能になる。

また、オンラインでの実施により会場への移動が不要となるため、インタビュイーおよび依頼主の感染リスク軽減や移動負担の軽減が期待できるとのことだ。

さらに、「LINEリサーチ」では若年層からシニア層までの幅広いモニターの中から調査対象者を探すことができるため、出現率が低い珍しい属性への調査も可能。

例えば以下のような条件の調査も可能であるという。

・特定アプリ内の特定ページを日常的に訪問しているユーザー

・特定のスマホゲームのユーザーかつ、最近利用頻度が下がっている20~40代男女

オンラインインタビューの実現にあたっては、「LINEリサーチ」のオフィシャルパートナーである日本インフォメーションと共に実施。

独立系リサーチ会社として約50年という歴史を持ち、業界トップクラスの経験豊富なパートナーと共に満足度の高い調査を提供するとしている。

また、オンラインインタビューではLINEポイントを謝礼として配布。1ポイント=1円で利用できるため、LINE PayやLINEの各種サービスでの支払いなど、さまざまな場面で使えるとのことだ。

LINEでは、今後も独自のユーザー基盤やプラットフォームを通じて、企業とユーザーの双方にとって価値のある情報接点を提供し、コミュニケーションインフラとして多様な活用の可能性を広げていくとしている。