完全会員制のレストラン「29ON」を運営する29ONは、緊急事態宣言に伴う各自治体からの「飲食店への時短営業要請」を受け、生産者を応援するプロジェクトを開始することを発表した。
同プロジェクトは、コロナ禍における飲食店の時短営業や休業により発生するフードロスの削減を目指すとのことだ。
昨今、コロナ禍により時短営業や休業を余儀なくされている飲食店が増え、飲食業界全体が厳しい状況の中、飲食店に食材や酒類を提供している生産者においても頭を抱えている人が多いという。
そこで、完全会員制のレストランを運営する29ONは生産者を応援するプロジェクトの開始を決定。
食材や酒類を同社に販売してもらい、直営店である「29ON」や「すしおん」で店のコースに該当の食材を使用、また会員に直接購入してもらうルートを提供するとのことだ。
その他の取り組み内容に関しても各生産者と相談の上、実施するとしている。
一生懸命生産された価値ある食材や酒類を無駄にせず、消費者に美味しく消費してもらいたい、そんな想いを込めたプロジェクトになっているとのことだ。
また、今回の生産者支援プロジェクトに際して、「29ON」「すしおん」では新しくテイクアウトメニューを考案し、販売を開始。
「29ON」からは、厳選和牛がぎっしり詰まったミートパイ、「すしおん」からは、こだわりのネタに江戸前の仕事を施した豪華バラちらしを作ったという。
「生産者応援プロジェクト」概要は以下。
「生産者応援プロジェクト」とは、緊急事態宣言に伴う飲食店の時短営業・休業による食材や酒類のロスの削減を目指す取り組み。
期間:2021年1月20日〜終了時期未定
提供内容:
・完全会員制のレストラン「29ON」「すしおん」で食材・酒類の使用
・会員に直接購入してもらう購買ルートの提供
・29ON公式SNSでのPR投稿
・親会社favyのグルメメディアでの記事作成
・29ONとの共同イベントなどの開催
契約価格:要相談