サイバーエージェントの連結子会社でマッチングサービス「タップル」を運営するタップルは、恋活・婚活マッチングサービスに特化した調査機関である「Love Tech(ラブテック)ラボ」にて、デジタルインファクトと共同で、恋愛や結婚対象となるパートナーをオンライン上で紹介するオンライン恋活・婚活マッチングサービスに関して、国内の市場規模を調査し、その結果を公表した。

2020年のオンライン恋活・婚活マッチングサービス市場規模は、新型コロナウイルス感染拡大によるマイナスの影響をほぼ受けることなく、高い水準で成長を遂げたという。

2021年はメディアによる露出がさらに進み、より多くのユーザーにオンライン恋活・婚活マッチングサービスの魅力や社会的な必要性が認識されることにより、引き続き高成長が予想されるとしている。

2021年のオンライン恋活・婚活マッチングサービス市場は、前年比23%の増加で768億円と予測されている。

多くのユーザーが利用し、多種多様なサービスが提供される中で、個々のユーザーがそれぞれの利用目的に合ったサービスを適切に選択し、安心・安全な環境において、それぞれに合った出会いを得られるような環境を用意することが、業界全体に求められているとのことだ。

2026年のオンライン恋活・婚活サービス市場規模は、2021年比約2.2倍の1,657億円に拡大すると予測されている。

今後は、ユーザーそれぞれに合った出会いを提供するマッチングの精度や、安心・安全を担保する場を提供するために、AI技術の有効活用がますます進むことが期待されるとしている。

<調査概要>
調査主体:タップル(Copyright ©Tapple, Inc. All Rights Reserved.)
調査時期:2020年11月から2020年12月
調査方法:株式会社IBJ、株式会社イグニス、タメニー株式会社、株式会社マリッシュをはじめとする業界関係者へのヒアリング、調査主体ならびに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
調査対象:オンライン恋活・婚活マッチングサービス 
調査機関:デジタルインファクト