AIが心に寄り添うメンタルケアアプリ『emol(エモル)』を運営するemolは、1月18日に国内メンタルヘルステックカオスマップの2021年版を公開した。
国内メンタルヘルステックの傾向として、この1年の間で運用を終了したサービスもいくつかあったが、特に「AI」「カウンセリング」「マインドフルネス」「CBD」の分野でサービスが多く立ち上がったという。
同カオスマップでは非医療領域のものが多数を占めているが、心に悩みを抱えている中で専門機関に受診をしていない人は多く、気軽に利用できるサービスへの需要は高まっていると同社は述べている。
また、これまでは、医療機関への受診や対面でのカウンセリングなどオフラインでのメンタルヘルスケアのソリューションが主流となっていたというが、オラクルの調査では、メンタルヘルスのサポートを人よりもロボットに頼りたいという回答が80%を占めるなど、メンタルヘルスケアの領域でも新たな体験が求められていることが予想されるとしている。